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迷ったら、高い方


Mac

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結局ですね、いま使っている起動ディスクのバックアップを取った後、リカバリーモードのターミナルからディスクを消去→Fusion Driveの再構築を行うことで解決しました。いや、解決したのではなく、そうせざるを得ませんでした。以下手順です。

<手順>

Command + Rでリカバリーモードで起動、ターミナルから操作をします。

 % diskutil list 

で調べたところ、識別子disk0で128GBのフラッシュドライブ、disk1で3.0TBのHDDが認識され、disk1側は1.5TB x 2に分割され、1つ目のパーティション(1.5TB)がfusion driveの一部、2つ目のパーティション(1.5TB)がなぜかRecovery HDになっていました。

一度disk0側、disk1側共にアンマウントして、

 % diskutil unmountDisk disk0 
 % diskutil unmountDisk disk1 


謎のRecovery HDでの占拠が行われている disk1 側を初期化します。

 % diskutil eraseDisk JHFS+ Macintosh\ HD disk1 

その後はAppleが公開しているサポート情報に従ってFusion Driveを再構築します。

Apple Support: Fusion Drive が分割された場合の修復方法

Fusion Driveとして使用可能になったら、ディスクユーティリティで好きなようにパーティション分けすればOKです。

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リカバリーモードではなぜかBTマウスが認識されなくなることがありました。こういったとき、なぜ無線が繋がらないのかをトラブルシュートするのは時間の無駄なので、有線マウスがあると便利です。

にしても、ディスク初期化ののち、TimeCapsuleからのバックアップ書き戻しを行っただけなんですが、Macの挙動が明らかにサクサクしていますね。TimeCapsuleからの書き戻しでは何も状況が変わらないのではないかと思っていましたが、けっこう体感速度が変わって驚きです。






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うちのiMac(Late 2012)はFusion Drive搭載なので、Appleの最新のファイルシステムであるAPFSには対応しておらず、Mac OS拡張フォーマットで使うことになります。それでも、少し前のMac OSなら、運用中の起動ディスクに対しても、容量を増やす方向であればパーティションサイズを変更できたはず…という記憶があったのです。

3TB(正確には3.12TB)のFusion Driveを1.5TB×2(正確には1.61TB+1.51TB)に分けて、2番目のパーティションにWindowsのVMイメージファイル(Winodws XP, 7, 10, 10のツマPTA活動用)を入れて運用していたのですが、最近本当にWindowsの必要性が減ってきていて、少しVMを整理して、手狭になってきた1番目のパーティションを増やそうと考えました。1.5TB×2ではなく、2TB + 1TBにしようかなと。

手順としては、

1.VMイメージファイルを外付けHDDに移動。
2.ディスクユーティリティで2番目のパーティションを削除。
3.ディスクユーティリティで1番目のパーティションを大きくする。(2TBにする)
4.ディスクユーティリティで2番目のパーティションを作り直す。(1TBのを作る)
5.VMを2番目のパーティションに書き戻す。

で良かったはず…なのですが、High Sierraになってからか、ディスクユーティリティの様子がおかしいのです。上記手順の2を実施した段階で…

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「3.12TBのボリュームをすべて占有していて(水色棒グラフ)、そのサイズは1.61TB」という謎の表示になっています。もうこの時点で充分おかしいのですが、再起動してもリカバリーモードで起動しても治らず。仕方ないので前に進んでみますが…


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2番目のパーティションを作る画面にまでは行けます。が、しかし、これを「適用」すると…


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「操作が失敗しました」表示…。
詳細メッセージも全く意味が分かりません。

つまり、3TB中の1つめのパーティション(1.61TB)は普通に使えるのですが、残りの1.51TBが全く見えず、確保もできなくなってしまった状態です。


うーむ、ディスクユーティリティがこんな謎動作をすることなんて最近はなかったのになぁ。もうAppleとしてはAPFSの方でしかデバッグしなくなっちゃったのかなぁ。


悪戦苦闘しましたが、打つ手なし。
もう一旦まっさらに(ゼロから、まさ言葉通りの仕切り直し)しないとダメなのかなぁと、今夜はバックアップ(所要7時間と出ました)を仕掛けて寝ることにします。まさか、まっさらでもダメだったりして…。


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2008年に販売が終了した純国産ワープロソフト egword Universal 2 が、エルゴソフトから物書堂へのソースコード譲渡、そして macOS High Sierra 向け改修や64bit最適化が行われ、Mac App Store からリリースされました。

Microsoft Word か Apple Pages かという事実上の2択状態、しかもどちらを選んでも海外ベースのソフトというのがここ最近の Mac におけるワープロソフトの選択肢だったわけですが、10年のブランクを経て国産ベースのソフトが復活したのは喜ばしい限りです。

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egwordって原稿用紙やルビ、禁則処理(そして縦書き)といった、舶来ものには分かって貰えないであろう日本語特有の文化が実装されているのがいいですね。そして速い。Wordが鈍重なのは昔からだとしても、PagesもiCloud連携前提で作られているせいか、本当は軽いはずなのにiCloud絡みのところで結構動きが引っかかります。その点 egword は今のところ良くも悪くもクラウド連携がないので、軽量なクルマのような清々しい速さがあります。もちろん、WordにしかできないことやPagesにしかできないことはありますが、egword もきちんとキャラが立っています。

それにしても元ソフト屋の端くれとして胸熱なのは、エルゴソフト(現在はコーエーが事業継承)が、いつか物書堂が引き取りに来るであろうと(?) egword のソースコード一式を保管していたことですね。まるで「え?地下にガンダムが隠してあるかって?あるよ」的な話だなぁ(笑。


egword Universal 2 / MONOKAKIDO Co. Ltd. (Mac App Store)

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いざバッテリーが切れても 2分間の充電で 9時間使えることを標榜する Magic Mouse 2ですが、最初から言われていることではありますが充電しながら使えないのが玉にキズ。私も電池切れが迫ってくると寝る前に充電に仕掛けたりするんですが、私の睡眠時間5時間程度では満充電にならないことがあり、何でかな?と思っていたんですが。


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Appleサポートページに大事なことがしれっと書いてあったりするんですよね。

Apple 製のキーボード、マウス、トラックパッドの内蔵バッテリーを充電する

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えっ、電源スイッチが充電時間に影響するの!?
高速充電のための回路は電源スイッチに連動してるってこと?

試しに電源ONしたまま充電してみたところ、けっこう早い時間で満充電になりました。何だそれ…。

ただ私はiMacは基本的にスリープ運用(シャットダウンしない)なので、マウスをOFFしてから充電しないと、ちょっとした拍子にボタンが押されてスリープ解除されちゃうんですよ。


   

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忘年会のときにサイカセンセにPhotoshopのアクションでのバージョン分岐を尋ねられたので、以下にやり方を書いておきます。ここでは「横位置画像なら横を640pxに、縦位置画像なら縦を640pxにリサイズ」するアクションを作ってみます。


まず最初に「横を640pxにリサイズするアクション」と、「縦を640pxにリサイズするアクション」を作成して、それぞれ別の名前を付けておきます。

次に別の新しいアクションを新規作成して、

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アクションのメニューから「条件の挿入」を選択します。

すると以下のようなダイアログが開くので、
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「現在」のところで判断させたい条件を選んで(ここでは「ドキュメントは横方向です」を選ぶ)、それに該当する場合には「横640pxにリサイズ」をするアクションを選んで、該当しない場合は「縦640pxにリサイズ」するアクションを選びます。ここで「OK」を押して完了です。

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アクションウインドウではこのようになります。
これを実行すれば、画像の縦位置・横位置に従って、よきに計らってくれるという訳です。

判断できる条件はそれほどよりどりみどりではありませんが、まぁないよりは全然助かる、という印象です。

お試しください。

Adobe Creative Cloud フォトプラン(Photoshop+Lightroom) 2017年版 |12か月版|オンラインコード版(Amazon)

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