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迷ったら、高い方


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スタッドレスを装着してすでに300kmほど走りました。

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履き替えた直後に聞こえていた「コー」というこもり音は少しなりを潜めました。最初はやはりグニャグニャして気持ち悪いなと思ったのですが、乗り慣れるとこれはこれで乗り心地がいい感じ。ロードノイズ全体の音圧も低いです。

但しこのタイヤ、速度記号がQ(最高速度160km/h)なんですよね。多くのスタッドレスがQらしいですが、100km/h出すと能力の6割以上は使ってしまうと言うことですよね。余裕が生む安心感というのは少し少なめに思います。ちなみに夏タイヤの速度記号はV(最高速度240km/h)でした。

不幸にも緊急回避も試す羽目になりました。60km/h程度で緩いカーブを走行中、斜め前の車が後ろもろくに見ないで車線変更を仕掛けてきて、急ブレーキ&操舵で回避というのをやりました。緊急回避自体は問題なかったんですが、タイヤがグニャッとよじれる感覚が夏タイヤとは明らかに異なることを痛感させてくれます。

まぁ夏タイヤを運動靴とすると、スタッドレスは長靴って言いますしね。

今からだと半年くらい履くと思いますが、なんか1年の半分がこれになるというのはちょっと切ないような。それを言い出すとどんどん良いグレードのスタッドレスになるんでしょうけど。






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来春に今乗っている8V型A3が3年目の車検を迎えるので、下取りが高いうちに手放そうかどうか悩んでいます。乗換先は…まぁあまり先立つものもないし、子供の教育費もかかるしで、インプレッサあたりにしようか…と思っていたのですが、一見安そうに見えてアイサイト以外何もかもがオプションなので、積んでいくとけっこうなお値段になってしまうんですよね。もう素の1.6L NAのインプ(ナビなし)でもいいか、っていうくらいアイサイト以外すべて別売です。

そんなときふとネット広告で目に付いたVW GOLF テックエディションの1.2Lターボモデル。こちらは何もかもフル装備(もう特に付けるものがない)でギリ2百万円台とちょっと気になる感じ。今乗っているVW/Audiグループの1.4Lターボエンジンは十二分な性能ですが、1.2Lターボってどうなんでしょう?

なおゴルフには1.4Lモデルももちろんあるのですが、そうなってくるとA3と値段が変わりなくなってしまい「もう少し車にかかるコストを抑制したい」という目的に適わないので、あくまで1.2L。ゴルフの1.2Lがダメならインプでいいや、という考えです。(もっと言うなら、今のA3を乗り潰す。)


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VWのセールス氏には予め電話で来春のA3の車検直前の乗換を考えていることと、ライバルはインプであることと、A3よりコストを抑えるのが目的であることを伝えておきました。そしたらGOLFとA3とインプの比較表まで用意してくれているという周到さ(;´Д`)いやでも、そのフェーズはもう私の中では終わった上での試乗申し込みなんですよ…すまぬ。

セールス氏が「高速乗りたいですよね!?」と水を向けてくれたので、遠慮せず高速道路へ。さすが分かっていらっしゃる。高速乗らないとGOLFの良さは分か…いやいや、これタイヤ1転がしで良さが分かるって本当ですね。正確には3転がしくらいですけど、高速乗らなくてもドイツ工業製品のいいクルマ感が伝わりますな…。

で、1.2Lターボモデルの感想ですが…

  • 確かに1.4Lターボよりは非力。が、遅いかと言われるとそんなことはなく…。実にうまいところを突いている印象。遅い、遅いんだけど、車重の軽さ(わずか1.2t)も相まって、国産の2.0NAあたりよりは少し速く感じる。パサートの1.4Lターボモデルよりは速いんじゃないだろうか。これで燃費が19.1L/kmだもんなぁ…。
  • トルクが1.4Lより細いせいか、制御が上手くなったのか、アイドリングストップからの発進時のショックがA3(8V MY2016)の半分くらいになっていた。
  • サスペンション柔らかい…。近年のマツダ車より柔らかいのでは。でも不安になる柔らかさではないんです。いなすところできちんといなすサスペンション。
  • 内装はやはり価格なり。Audiに追いついたと言われるがそれは上位モデルの話だろう。VWがAudiに追いついたのではなく、スバルがVWを猛撃している印象(ツマミ類に触れなければ)。Audiを猛撃しているのは、マツダのように思える。
  • 8インチの純正ナビが標準装備だが、設置位置が旧来の位置なので、正しい運転姿勢を取っていると左手でナビ画面の右1/3が隠れてしまう。それってどうなの…。テックエディションなのでナビ画面はメーターのところに出るのでまぁいいですけどね。


総じて、1.2Lの動力性能や、MQBプラットフォームの優秀さ、A3から乗り換えての違和感のなさは良いのですが、A3から乗り換えて節約できるコストの割にはダウングレード感が大きいのかなぁと。

でも普通に乗っていて快適なのはどう考えてもゴルフですね。AudiはVWと差別化しないといけないので、無理やり硬質感を感じられるような仕立てになっているように思います。頂点にR8がある、その方面のカチカチの乗り味です。でもやっぱり自分はA3の方が好きかも…。お尻が慣れちゃってるだけなのかなぁ。

A3の車検通すかなぁ…。

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人生で初めてスタッドレスタイヤを買いました。
車がレジャー用途であれば雪が降った時には出かけなければ済むのですが、通勤だとそうはいきません。今までも車通勤の機会はあったのですが、スタッドレスが必要なほどの雪が降らない地域だったので。


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とはいえ9割以上「雪ではない道」で使うのは間違いないので、どちらかと言えば通常道路での性能に重点を置いたと言われているダンロップのWINTER MAXX 01にしました。たまたまですがオートバックスの205/55 R16サイズで一番安い銘柄だったというのもあります。そういえば今のA3の夏タイヤ(出荷時装着銘柄)もダンロップのSP SPORT MAXXでしたね。


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季節に対して早めに手配してしまったので、昨年の在庫品があてがわれたらどうしようと心配していましたが、オートバックス店員の「ダンロップは比較的新しいものを持ってきてくれると思いますよ」という予想通り、X1918 = 18年19週製造品があてがわれました。


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ヤフオクで入手したA3セダン用のホイールに装着しましたが、やはり数ミリ外側に出るので今までよりツライチ度はアップ。こっちの方がいい感じです。夏用もセダンのホイールにしとけば良かった…。

MADE IN JAPANに拘ったのでダンロップになりましたが、MADE IN CHINAが許容できるなら ピレリの ICE ASIMMETRICO がとても安くて評判いいみたいですね。

 

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通勤でクルマを使っているので今年は冬タイヤを買おうと思い、オートバックスに相談に行きました。納期を左右する要因はホイールで、ものにより1日〜1ヶ月程度とバラツキがあるようです。チラシも貰ってきたのですがどうもピンとくるホイールがなく、ヤフオクでいま履いている純正のと同じホイールを中古で見つけたので、買いました。


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但しこれ、A3スポーツバック用ではなく、同じデザインのA3セダン用なんですよね。見た目はほぼ同じながら、スポーツバック用は6Jのインセット48、セダン用は6.5Jのインセット43なんです。(ちなみにA3スポーツバックの純正(OE)は6.5Jのインセット46です。)

まぁOEと3mm差なので計算するまでもないと思いますが、たぶん3mm外に出るはず…という目論見を確認するため、タイヤ計算ツールで検算してみます。インセットの大小がどっちがどっちだかたまに混乱することがあるので。


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セダンのホイールをスポーツバックに履かせると純正ホイールに対して3mm外に出るはずですが、計算上もPositiveと出たのでやはり外側に出るようです。良かった考えあってた(笑。

邪魔すぎて部屋に置いておけないので(会社の同僚にはテーブルにしろと言われましたが(笑)昭和かよ)ベランダにビニールかけて放置です。あとはオートバックスの混雑シーズンが始まる前に、適当な冬タイヤを注文すればOK。11月上旬頃までは粘れるかな。

でもスタッドレスの当年モデルって、ほとんど定価販売ですよね…。高いよなぁ…。

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マツダディーラーに行ったら面白いチラシが置いてありまして。

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まぁ要は、3年ごとに乗り換えても、10年乗っても、コストはそんなに変わりませんよという話なのですが、ちょっと上のチラシはアンフェアなところがあって、上段のパターンで10年目に買い換える車体の代金が入ってるのはオカシイだろ、というのはあります。正確にはそれぞれのパターンで、10年目の残存価値的な計算をしないとダメですよね。

でもマツダもアウディのように自社買取価格が高い傾向にあるので、上の図の下の段のプランだと、3年間の償却額が97万円で、記載がないですが新車購入時のオプションや税などの諸費用が40万円かかったとして合計137万円。すなわち年間46万円をコンスタントに負担できれば、3年ごとに215万円の新車に乗り続けられることになります。

上の段の10年間乗り続けるパターンだと、10年目の車両購入価格を計算に入れるのはオカシイので除外すると、10年間で311.6万円=すなわち年間31万円の運用コストになります。

アウディでも同様のパターンを試算したことがあるのですが、やはり3年ごとに乗り換えるのが10年間乗り続けるのと同様と言うことはなくて、主に車両購入時にかかるオプション代、税金等の諸費用がオーバーヘッドとなって、3年ごとに乗換の方が数十パーセント高くなる傾向にありました。普通に考えて当たり前ですよね。


一方で、代替サイクルの問題ではなく、「新車 vs 中古車」を考慮した場合どうでしょうか。よく「新車は高いので中古車を」という話も聞きますが、たとえば上の図の上段で3年落ちの同じクルマを130万円で買って7年乗ったとすると、総コストは7年間で226.6万円、すなわち年間32.4万円となり、むしろ新車より微妙に高くなってしまいます。

自動車業界は高額商品ゆえ、生き馬の目を抜くようにコストの取り合いになっているので、新車だから割高、中古だから割安ということがないように価格が設定されているのです。初期投資の絶対額を抑えたり、かなり古いクルマを自分で手直しして乗ったり、今は手に入らないクルマを手に入れるのには中古車は有効な手段ではありますが、生活の道具として接する場合、中古車にトータルコストを抑える効果はないというのが私の持論です。

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