クマデジタル

迷ったら、高い方


ガンプラ

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GWですね。お仕事の方はお疲れ様です。



私ももしかしたれあGW中に出張が入ったかも知れなかったのですが、それも流れ、久しぶりの世間(の比較的優遇されている人)並みの連休になりそうです。時間を有効に使いたいと思っています。GWを生きた証を残したいというか。

そんなわけで、

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1年前から進んでないコレがあるのは気がかりですが、


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別のに手を出してしまいました。
これをGW中の空き時間にワーッと作ってしまいたいと思います。




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私の中では「Nゲージ模型の会社」ということになっているトーミーテック社から、「マクロスモデラーズ 技MIX(ギミックス)」シリーズという彩色済みのVF-1シリーズのプラモデルが出ると言うことで、驚きを隠せません。

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技MIXとは?

技MIXは、「今からでも楽しめるプラモデル」をコンセプトとし、昔は作っていたファン、最近のハイレベルな作例を見て躊躇していた方、興味があるけど時間的制約などで手が出せなかった方などを対象に、取り組みやすいプラモデルの世界をご提案いたします。
精密で完成度が高く、コレクション性にも富んでいながら、動いたり音が出たり光ったり・・・、そんな模型の世界を気軽に楽しんでもらいたい・・・。

技MIXシリーズは「彩色済み組み立てキット」となっており、プラモデル制作を躊躇させる要因であった「彩色作業」を簡略化。
タンポ印刷等の工場生産技術を駆使することによってデカール貼り付けや細部の塗り分けなどの煩わしさを解消し、さらにデカールの厚みによる精密度の喪失など手作業の限界を超えたリアリティを実現しました。
技MIXシリーズは、プラモデルならではの精密さと造る喜びを融合させたプラモデル進化のひとつのかたちとして展開していきたいと考えています。

http://www.tomytec.co.jp/gimix/lineup/macross/index.html


VF-1といえば少し前にかなり緻密なプラモデルが発売されましたが、速攻組み立てた人のレポを見てすっかり「積みプラ」になってしまっていました。あのデカール類をちゃんと貼るだけで想像を絶する苦労なのは容易に理解できます。しかもそれで完全変形させるとなると…。

しかし今回のトミーテック社のシリーズは、変形機構を差し替え方式に割り切り、一方でNゲージ模型にも使われる「タンポ印刷」までも駆使して完全彩色済みを達成。

「ファイター」「バトロイド」それぞれ別の製品ですが、その2つをセットにした「2モードセット」というパッケージでは「ガウォーク」も再現できます。(これ、2モードセットといいながら3モードですよね…?)

この模型、1/144と少し小さめなのに結構いい値段するのが難点ですが(まぁバンダイのRGシリーズにタンポ印刷をかけたと考えれば高くはありませんが…)それより恐ろしいのは、今までの一般戦闘機の「技MIX」シリーズと縮尺が一致していることと、Nゲージ(縮尺1/148〜1/160)とも極めてスケールが近いということ。つまり、現存する星の数ほどのNゲージ用の情景パーツ(建物、樹木、人々など)が完成済みジオラマパーツとして使えることではないでしょうか。これ芋づる式に小遣いがなくなっていくパターンや…((((;゚Д゚))))

ガンプラでも1/144は主流ですが、Nゲージ用の情景パーツをあまり用いないのは、両者の製造方法や商品としての立ち位置の違いによるテイストの違いが目立ってしまい、なんか同じ世界観には見えなかったという理由もあろうかと思います。しかし今回の「技MIX」シリーズはおそらく同じような製造技術で作られていますので、たぶん並べても違和感がないはず。

まさかバンダイ以外のところからこんな模型が出てくるとは思いませんでした。ある程度オープンにライセンスしているマクロス模型商品ならでは、ですよね…。

なおVF-1以外にも、少し遅れて放映中のマクロスデルタのVF-31なども出るようです。

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1/100 MG ガンキャノンが完成しました。購入から1年経たずに完成するのは、私の中ではかなり珍しいです。

購入(2015.6.19)
素組み完成(2015.9.7)



プロポーションを弄らずともかなり再現度の高いキットです。

写真では粗が見えにくいですが(というか粗が写るように撮ってないですが(ぉ)塗装がヘタになったなぁと思います。ガンプラ作りも年齢には勝てませんね。塗装と言ってもトップコート吹いただけですが。エアブラシが欲しいなぁと思いながらも、吸って外に吐き出すブースまで考えると大袈裟すぎて手が出せないまま、ガンプラ作りが辛い年齢になってしまいました。

エアブラシくらい自由度の高い塗装ツールで、年1回くらいしか使わない人向けのってないですかね?(無茶

今回も例によって、晴れて風が少ないタイミングを見計らって、Amazonの大きめの段ボールを外に持ち出してそこで塗装しました。




手持ちのトップコートの在庫量の関係で、グレーの部分は「つや消し」で、赤の部分は「半光沢」で塗装しました。アニメ(テレビ版)の再現を目指しているので、108とか109のデカールは貼りません。

今回ちょっと失敗したのは、このガンキャノンのキットはかなりあちこちにゲート痕が見えてしまう(しかもデザイン上目立つ)キットなのですが、それを積極的に消そうとやすりがけをしました。そのやすりがけの跡がトップコートを吹けば消えるかと思ったんですが…消えませんでした…orz

光の角度によっては、やすり痕が思いっきり見えます。うーむ。
やすりがけ痕をできるだけ手間かけないで目立たなくする方法ってないですかねぇ。やっぱりやすりがけではなく、そもそもゲート痕をミニマムにする方法を考えた方が良いでしょうか。

プロポーション的にはVer 2.0の登場の必然性は感じられませんが、完全アンダーゲート処理をしたものをVer2.0として出して欲しいです!




MGガンダムVer2.0と。しばらくこの並びで飾ります。もちろん次に作るのはMGガンタンクです。やっぱり原点ですからね。まだガンプラが組める年齢のうちに、ガンタンクまではきっちり押さえておきたいところ。

(ああこうやって見るとやっぱりライフルのスコープはクリアイエローで塗るべきだったなー)




可動範囲も結構大きく、OP映像に出てくる「掌を地面についての砲撃シーン」なども再現可能です。そのため他のガンプラとは比較にならないほど首が上を向きます。


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よつばと!の2年8ヶ月ぶりの新刊である(13)が届きました。



大事に読みたいと思います。




………
そうか、下が気になるか。




こちらも新発売、1/100バルバトスです。1/100ですが、MGではありません。MGでない1/100は最近ではRE/100というシリーズがありましたが、これはそれとも違います。箱の大きさは初期のMGくらいありますが、価格はとってもリーズナブル。amazonでは1,900円台です。




緑色のパーツ…ということは、これは目の裏打ち用パーツですね。目そのものかな?




うーん、また大量のシールが…。
特にバルバトス、肩と膝と胸のところにパソコンによく使われる電源マークみたいな赤い線が合計5カ所入っていますが、それが1/144に引き続き、またシール。残念です。あのシール、貼りにくくて嫌いなんだよなぁ。裏打ちで色が出せないものか…。塗装するにも面倒な形状だし、バンダイがこういうデザインにOKを出したのが信じられません。

ただ、シール自体の精度は良く、過去のバルキリーのプラモのように曲面に貼って破綻すると言うことがありません。もしかしてバンダイで新しいシール製造器を導入して、その稼働率を確保するためにわざとシールが必要なデザインにしてるのか?なんて勘ぐってしまいます。




部品点数もMGと比べてさほど少ない感じはしません。このキットの立ち位置ですが、どうやら「メカはMG並、外装はそこそこ」というキットのようです。ガンプラの1/100を系統別に整理すると、以下のようになると思います。

古い1/100:いわゆる「もなか」キット。一般的な外装に、内部メカなし。
1/100 MG:高精度の内部メカに、高精度の外装。
RE/100 :MG並の高精度の外装だけの「もなか」キット。内部メカなし。
新1/100 :高精度の内部メカに、一般的な外装(←今回のバルバトスはこれ)

部品点数の割にはすごく安いと思います。が、せっかくの高精度な内部メカを、ちょっとチャチな外装で包んでしまうってのはどうなんでしょう? 確かに従来のMGは可動部が多すぎて「作り込み派」にはかえってその細かさが障害になっている面はありましたが、これはもしや、作る側の力量の差を可視化しやすい、コンペティション向けキットなんでしょうか。

とりあえず、息子に預けます。さぁ作るがいい。





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ムスコが細かい模型に興味を持ち始めたので、手持ちの1/144 RG RX-78-2をあげました。ガンダム好きではないんですが、細かいものフェチといった感じですね。細かければおそらく城でも列車でもいいんですが、接着剤を畳にぶちまけられるのは困るし、私と同じで有機溶剤でぜんそくを発症しても可哀想なので、接着剤レスで組み立てられるガンプラというわけです。


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ちょっと友達とふざけてて左手をケガしちゃってる状態なんですが、お構いなしにすごい集中力で組んでいきます。本体は概ね2日で完成してしまいました。

自分もRGを開封したのは初めてなのですが、これは確かガンプラ30周年を記念して2010年に発売されたモデルで、2009年のお台場ガンダムを受けて開発された面もあるのだろうと思います。プロモーションもだいぶ行ったのか、このキットはしばらくぶりにガンプラに手を出した方や、初めてガンプラを作ってみた方が購入されたケースが多いように感じました。

このキットは骨格を形成するパーツがあって、そこに装甲を装着する形というのは知っていたのですが、1/144でありながら部分的には1/100 MGより凝った設計となっているためか、全体的にだいぶ無理があるような印象を受けました。


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たとえばこのパーツ、足の骨格です。バンダイが誇る多重インサート成形技術によって、これ全体で1パーツとなっています。この状態でランナーに付いています。組立説明書にはこの状態で不用意に関節を動かさないよう指示がありますが、それもそのはずです。


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というのも、動かしてみると、あっという間に応力のかかる部分が白化してしまいます。ここは装甲込みで応力を支える仕組みになっていて、装甲がない状態で動かすと折れそうになるという訳です。

しかも仮に動かさなくても、間違った部品を組み付けようとしただけでも壊れてしまいます。実際ムスコは片側の足の骨格パーツを誤って折ってしまい、右足の太ももの装甲込みで接着することになったため、右足太もも装甲のスライドギミックを諦めざるを得ませんでした。(ここ、部品請求すると高いんですよ。)

とにかくその小ささゆえとても作りにくいキットで、たぶん完成に辿り着かなかった方も多いのではないでしょうか。何とか完成したとしても、可動部が多い割には動かすとあちこちの部品がぽろぽろと外れ、とてもストレスフルです。精密さに拘り過ぎて、バランスを欠いてしまったのではないでしょうか。

これはガンプラを作り慣れている方でも手を焼くでしょう。久々、または初めてガンプラワールドに踏み込んだ方に対しては、キツすぎる洗礼のように感じました。


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