転売屋の格好の投機対象になっている「DX超合金 VF-25F リニューアルVer.」をヨドバシドットコムにて入手。今年3月末に再販され、どの通販サイトも軒並み瞬殺で、気がついたら今回も完売状態で涙をのんでいた。

しかし4月下旬頃だっただろうか、ヨドバシドットコムのこの商品のページを眺めているときに、何気にリロードしたところ、「完売しました」表示が「予約受付中」表示に。

は?何の罠ですかこれは?システム障害?とは思ったものの、ダメ元でオーダー。
注文成立。その直後はやはり「完売しました」画面に後戻り。

奇跡のような出来事に思えた。
もしかして、誰かキャンセルした瞬間を拾えたのかなぁ。
こんなところで運を使っちゃっていいんだろうか。

もっとも、ヨドバシのある主要都市であれば店頭販売はさほど熾烈でもなかった。販売が開始された7/19(金)にはヨドバシ札幌、梅田、博多には在庫があったし、東京近郊だと吉祥寺や京急上大岡あたりにも在庫があり、当日中に買いに行ければ入手できた方が多かったのではないだろうか。しかも吉祥寺など一部店舗では7/20(土)の昼頃まで購入できていたようだ。

私の場合、VF-25F については 1/72スケールのプラモデルも持っており、しかもほぼ完成しているのだが、無理のあるデカール(こんな面に貼り付かないよ、というもの多数→マークソフターが必要?)や、その精密さゆえ変形が難しい、変形させると壊れそう…などという、大変神経質なキットだったためもう少し気軽に扱えるVF-25Fが欲しいと思った次第。

とはいえ、このDX超合金も変形させると塗装が剥がれるという評価があったり、プラモデルの方がガシガシ遊べるという話もあったりして、実際の所はどっちがどうなのかよく解らない。このあたりは自分で比較してみるしかなさそうだ。



さて、「超合金」と言われるもの、今まで自分で買ったこともないし、買ってもらったこともない。子供時代の小遣いをほぼガンプラか電子パーツに注ぎ込んでいたし、当時から何千円もする超合金は高嶺の花だった。何気に人生初の、自分が所有する超合金モデルである。

なので、新品のDX超合金というものがどういうものか、実はよく解っていない(笑
その辺含めて、「DX超合金の新品に初めて出逢うおっさん」の感想を書いてみたい。



まず気になったのは、「モールドはあるのにスミ入れしてないのか!」ということ(笑
どうもキャラクターフィギュア(人物萌えキャラなど)の完成度を混同しているフシがあるようです>自分
これは自分でスミ入れしていいんだろうか?表面はABSっぽいが…エナメル系は使えないよなあ。ガンダムマーカースミ入れ筆ペンでスミ入れしてみるか…。

そもそも、超合金だというのに、表面がほぼすべて樹脂というのに驚いた。そりゃこの複雑な面形状を本当に合金で作るのは無理だろうけど、とすればこれ、超合金って呼べるのか?




次に気がついたのが、表面に付着する謎のオイル状のもの。樹脂の表面に、なにやら付着している。金属ではないので切削オイルってこともないだろうし、指紋という訳でもない。マーキングはちゃんと乗っているので、成形時の剥離剤って感じでもないし…何なんだろう。拭いちゃっていいのかな。というか、スミ入れするなら綺麗に拭くしかなさそうだ。




まだ説明書を読み切れていないので変形はさせていないのだが、格納式の車輪を出し入れしたり、いくつかの説明書を読まなくても解る可動箇所を動かしてみた感想としては、

「これを、キット化すればいいのに」

と思った。プラモデルより丈夫そうに見えるし、精密感は及ばないけど、プラモデルの組み立てる楽しさと超合金の剛性感を兼ね備えたキットって、面白いと思うけどなぁ。

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