…で、アキバを1時間半ほど右往左往して決めた結果がこれ:

ic_r20_box1

ああもう…楽天のポイントで買うつもりだったんですが、軽く予算(ポイント)オーバーだわニコニコ現金払いだわで、色々予定狂いまくりです。日和って本体しか買えませんでしたよ(笑 本当はクローニングソフトとか特定帯域用アンテナとかいるんだろうな…。

ネットでも安いと評判の、富士無線さんで買いました。価格は口止めされていますが、確かに安い。電車賃ペイどころではないです。

「悩む理由が価格なら、買え。買う理由が価格なら、買うな」

とは最近知った格言ですが、確かにエントリーモデルの2倍以上という価格はたじろぎますね。それに価格だけではなく、体積も2倍以上。重量が1.5倍程度なのが救いですが、「うん、いい無線機だ。いかにも無線機って味だ」という見た目には旧世代感が漂いまくりです。第一、今年モデルチェンジだと予想してなかった?>自分。

店頭で大きな実機を目の前にして、

(こんなの使うのかなぁ…)
(大きくて嫌にならないかなぁ…)
(2波同時なんて耳がついて行けるのかなぁ…)
(EOS 5D3貯金どうしよう…)

などと色々な思いが巡りましたが、その風格に「受信機を構成するのに必要な大きさ」を感じたのも事実。

無線機とか受信機って未だアナログの固まりなわけで、ある程度性能を出そうと思ったらそれなりの規模になるはず。オーディオの世界で言う「デジタルアンプ」のような「ひとっ飛びの技術」があるわけでもなく(せいぜいシリコンチューナーとマイコンくらい?)、だとすればIC-R20の大きさは必然…。

そして、最終的にはこう考えたことが決め手でした。

(IC-R6やVR-160を買っても、結局はIC-R20を買う自分の姿が見える!)

ああホント、私は昔からそうです。
それと、前々回のエントリにshigechanさんから頂いたコメント、

Posted by shigechan 2012年01月15日 19:20

無線にはまりかけたかつての想いを蘇らせるならば、高価格品で決まりでは無いかと

という気持ちもありましたね。そう、かつての想い…そうです。実用性もさることながら、子供の頃果たせなかった想い…。それを満たすためには、実用的な超小型機ではダメだったんです。

たぶん店頭では相当、目が本気モードだったんでしょうね。富士無線の応対してくれた店員さんも「普通はR6をお勧めするんですが… そこまで考えてらっしゃるならR20では…」と、見透かされていたと思います(笑

ic_r20_key1

ズッシリと重い箱を持って帰宅、早速使ってみて、私は無線通信の実態を知ることになります。

つづく。(引っ張るな−)

--
ICOM IC-R20 広域帯ハンディレシーバー
広帯域ハンディレシーバー IC-R6
VR-160 スタンダード(STANDARD) ワイドバンドレシーバー100kHz〜1300MHz
(いずれもAmazon)