クマデジタル

迷ったら、高い方


食べ物

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実家から「江戸崎かぼちゃ」が届きました。ありがとうございます。(←母が読者なので)
茨城県の旧「稲敷市江戸崎町」のあたりで作られるかぼちゃで、近年急激にブランド化してしまい、地元では高嶺の花になってしまったものです。私が子供の頃は普通に食べていた気がするのですが、最近は高級品扱い。そういう意味では近隣である千葉県の落花生とポジショニングが似ているかも知れません。

でも形が悪いものとかは時々地元で比較的安価に手に入ります。ただ出回る個数が少ないので、時々帰省したときに出会える確率は高くはありません。


晴天番長 SIGMA DP2 Merrill

母が送ってくれたものも「形が悪い」というものらしいのですが、うーん、そんなに悪いですかね?(笑 まぁ少しいびつな感じはしますが…どうやら形状の検査規格がかなり厳格らしいです。何より、食べては何ら問題なく、しっとりとした栗のような味のする、美味しいかぼちゃです。但し完熟状態で出荷されているため、賞味期限が普通のかぼちゃと比べて短いです。



SIGMA DP2 Merrill

同梱されていた煮付けの作り方メモ。作り方と言っておきながら醤油と砂糖は言わなくても分かるでしょう的な感じがとても良いです(笑。


PREMIUM Fresh Market 茨城産 江戸崎かぼちゃ 2玉 化粧箱入れ(Amazon)




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川崎駅東口から約400mほど離れた解りにくい場所にあるインド料理店「ヒマラヤ」で、闇取引をしてきました。











いやぁ美味かったです。2人でシェアすればお値段もリーズナブルだし。川崎は駅から少し離れると美味い店が色々あるんですよね。翌日家族に「ニンニク臭い」とdisられるのだけが難点です。(正確にはニンニクではなくスパイス臭いのだと思う。)





さて、闇取引してきたブツはこれ。Canon EF 35mm F2 IS USMです。
取引の相手は個展写真家

実は彼、個展の直前にこのレンズごとカメラを落下させてしまい、前玉を割ってしまったんですね。でもそのレンズがすぐ必要、困った、修理している時間はないということを言っていて、「だったら新しいの買うしかないよね、折角の個展だもんね」とそそのかしたのが私。それで彼は本当に新しいレンズを買い、落とした方は修理した上でマップカメラのワンプライスにでも売っても良かったのでしょうが、「…修理上がったら、クマデジさん○万円で買います?」と打診され、今回の闇取引に至った次第。私に話を持ってきたのは、私がたぶんこのレンズに対する目つきが普通じゃなかったというのを彼に見抜かれていたんだと思います。

【後日追加】これがその割れたレンズです。



いや、私は実はIS USMになる前の35mm F2を一時期使っていて、でも2012年に手放しちゃってるんですね。そこそこ安いくせにとても扱いが難しいレンズで、決定的なのは手ブレ補正がないのでとても使いにくかったこと。そして中途半端な画角。ジコジコうるさくて遅いモーター。

しかし画角についてはその中途半端さが心に引っかかるところもあり、新型では手ブレ補正にISまで付いたのであればもう一度挑んでみたいなぁ…とは思っていました。しかしいかんせん、新型は高い。旧型が2〜3本買えてしまう価格はちょっと手が出ません。

そう思っていたところ、良い感じのお値段で譲って頂けるとのことで、ちょっと考え、取引を受けることにしました。




修理はどうも1群目のレンズとフィルター枠の交換をしたようです。ちょっとUSMが思ったより音が大きい気がしますが、落下したせいか元々こうなのかは判断つきませんでした。

しかしこの個体の真骨頂は、あの黒い個展写真家の汗が染み込んでいるという点にあります(ぉ
私は普通、USED品を買うときでも塗装ハゲは許容しないのですが、これに限っては許容せざるを得ません。あの作品群を撮ったレンズと同じ型のレンズ…ではなく、そのものですからね(1群を除く)。これは彼が化けたとき、プレミアが付くかも知れません(←下心満載




コンパクトという訳ではないですが、他の超高性能35mmのサイズはこれどころではないので、相対的に程よいサイズ感。




彼に「co1風味のパラメーターセッティング」を教えてもらい、このレンズで普通に撮った1枚。シャッター押しただけ、JPEG撮って出しなのにこの「co1風味」感!おお、そうだよ、彼が普段撮ってるあのテイストだこれ、と大ウケしてしまいました。

ありがとうございました。大事に使いますね。
大化けしても「なんでも鑑定団」に出しませんから(ぉ


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匠がココイチの残念度合いを呟いていますが、




私も先日、ココイチでカレーを食べました。茨城から横浜に引越してから初めてなので、十数年ぶりです。でも今回行ったのは茨城の法務局の近くの店舗ですけどね(ぉ

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できたばかりの店舗だったのかも知れませんが、清潔感あふれる店内。茨城の昼時らしく良くも悪くも閑散としており、とても静かです。従業員の対応も丁寧で、教育が行き届いていることが伺えます。

注文したのはビーフ三昧カレーと、ポテトサラダ。皿の「CoCo壱番屋」のロゴマークと盛り付けの方向が定義されているようで、カレーもサラダもロゴがお客さんに正対するように供されていて感心しました。

「ビーフ三昧カレー」のトッピングで乗っているのはいまニュースで話題の「ビーフカツ」と「牛カルビ焼肉」です。ビーフカツの方は想像より柔らかくてスプーンで食べられる硬さを目指したのかな?と思いましたが、牛カルビ焼肉の方はちょっと驚きの美味しさでした。決して高級な肉ではないんですが、直火焼きの肉の香りとカレーってこんなハーモニーになるのか!という発見がありました。玉ねぎも甘くて美味しかったですしね。私タマネギ嫌いなんですけど(ぉ

カレー自体は「家で気合を入れて作ったカレー」程度で、「こんなの家では作れない」というような水準ではありません。ただ、自分ひとりであれば、家で気合を入れて2時間ほどかけて作る手間を考えれば、ココイチに食べに来るのは全然アリです。

サラダも食べ応えのあるサイズで、サイゼリヤのサラダも安くて大きいですが、価格あたりの密度感はココイチの方が上だと思いました。

しかし一方で難点は「高い」ということでしょうか。「ビーフ三昧カレー」「ご飯400g」「ポテトサラダ」だと、千円台後半になる価格水準です。ちょっとランチにしては高いですよね。井之頭五郎ではあるまいし。ただ、この価格の高さが接客レベルの高さ、店舗のクオリティ、従業員のモチベーションを支えていると考えると納得せざるを得ません。ちょうど新生・大塚家具が「ニトリよりちょっと上」を目指しているのとイメージが重なります。

十数年前に行ったときには「味は普通、トッピングも驚きがない、やや高い、これなら家で作るかな?」という印象だった記憶がありますが、最近では価格を納得させるだけのクオリティを身につけたように思います。ちょっと茨城に限って言えば安いファミレス「COCO'S」とイメージが重なるのが辛いところ。

今回ココイチに行こうと思ったのは、ニュースで話題になっていたので興味を持ったというのが大きいですが、思いのほか、なかなかいい店でした。これはハウス食品が買収したくなるのも判るような気がします。

連日食べられている匠と全然印象が違いますが…。



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地元でしか流通していない七味唐辛子。以前はHOT SPARのレジ前で販売されていたが、潰れたのでデイリーヤマザキのレジ前で売っている。

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お店で売る前はお婆さんが行商で各家庭に売りに来ていた。少なくとも2人のお婆さんが売りに来ていたようなのだが、しまいには片方のお婆さんが(もう1人のお婆さんは)「死んだ」(だからこっちで買って欲しい)とか言い出して、その後ひょっこり死んだはずの方のお婆さんが行商しに来たときは笑った。

柑橘風味の強い七味唐辛子で、「辛そうで辛くないちょっと辛い」系のハシリだ。塩味の薄い白菜の塩漬けにこれと醤油をかけるのが子供の頃の思い出の味。味噌汁、うどん、なんにでも入れていたが、「出汁」系調味料の発達と共に消費量が減っている。この1袋があれば数年は持つ状態。母が作る海藻寒天にもよくかけられていたが、私は海藻寒天自体が嫌いだった。(→どうも海藻寒天はチバラキ県特有のものっぽいですね。)

「死んだ」発言から25年くらい経っているので、もうどちらのお婆さんもおそらく亡くなっているんじゃないかと思うが、今でも七味が売られていると言うことは、製法だけは誰かが継いだのだろう。

ちなみの私の両親はこれを「なないろ」と呼んでいた。私もこれが「七味唐辛子」と呼称すると知ったのは大学に入って下宿してからだ。

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実は夏前にウィルキンソンの緑色のビンのジンジャーエールが飲みたいなぁと思って、でも近所に取扱店が見つけられなかったので、Amazonで1ケース買いました。便利なことに、無料の空きビン引き取りサービス付です。もっとも、ウィルキンソンのビンは回収に出すと保証金が貰えるので、その保証金を販売店が引き取りサービスの送料に利用しているのだろうとは思います。

ウィルキンソンのビンを見て意外にも下のムスコが喜びまして。というのもこの緑色のビン、しばしば「ピタゴラ装置」に使われるんですね。テレビや本で見ていた「あのビン」の本物がある!と、ムスコはかなりときめいたようで、何本かの空きびんはムスコ製作のピタゴラ装置に利用されてしまいました。

さて、大事に飲んでいたというのもありますが、ひと夏かけてようやく飲み終わったのでビンの引き取りサービスを依頼しようとしました。しかしよくよく説明書を読むと、引き取りサービスはすべてのビンが揃っていることが条件と書いてあるではありませんか。1本でも足りないと受け付けてくれないのだそうです。

まぁ、ピタゴラ装置からビンを回収するしかないよね、とは思いましたが、そのビンを見ると口にビー玉がはまっているではありませんか。まるでラムネのビンみたいにキッチリと。どうしてこんなキッチリ径のビー玉があるんだよと驚きましたが、とにかくきっちりはまっていて外れません。さて、どうしたものかと。このままビー玉ごと回収に出すかと悩みましたが、なんか挑戦状のように感じてしまいまして、何としてでも外してやるというエンジニアの意地のような感情が生まれました。こういうのってついムキになりますよね!?

甘い炭酸飲料のビンなので、口に糖分が付いていたんでしょうね。普通にはまっているだけではなく、糖分で固着しているようにも見えます。

まずガムテープの粘着力で引っ張ろうとしましたが、歯が立たず。次に糖分を溶かすべく、中性洗剤と熱めのお湯に漬けましたが、僅かに隙間があったのでしょう、洗剤水溶液がビンの中に少し流入しました。しかし固着の解消までには至りませんでした。

では中から押し出してみるかと、中の空気を膨張させるべくビンを温めましたが、その僅かな隙間から暖まった空気がプシュプシュと漏れるだけで、ビー玉を内側から持ち上げる力まではありません。

ネットで似たような案件の解決策を検索してみると、「排水溝にビー玉が詰まってしまった」というトラブルで「掃除機で吸いだせる」という解決策が見られたので、同じように掃除機で吸ってみました。しかしビンの中の空気量が限られているせいか、吸引しても力が加わったところで掃除機側の安全装置が働いてしまい、吸い出せませんでした。掃除機って安全装置が働く直前に本体がビクンビクンって踊るんだね…。

やっぱり引っ張るしかないよなぁと思い直し、今度はセロテープを試しました。セロテープは薄いので、ビー玉の露出面に沿う形でまんべんなく貼り付けることができます。それでテープの接着面に対してせん断方向に引っ張ってやれば、ガムテープより強く引っ張れるんじゃないかなぁと思いました。しかし結構いい力加減で引っ張れるんですが、外れるまでには至らず。

あとはドリルで穴を開けるしかないかなぁと思いましたが、その前に、ドライバーでこじってみようと考え、細めのマイナスドライバーでこじってみました。ビー玉に多少キズが付きました。

何度かこじっていると、ビー玉の傷の位置が移動していることに気がつきました。ん?これ外れないけど回転してる!?と、さらに一生懸命こじってみると、一瞬ビー玉が浮き上がるそぶりを見せました。しかしどうにも浮き上がった瞬間のビー玉を引き上げることができません。ビンを逆さまにしてこじるとビン内部に残っている水が落ちてきて僅かずつ漏れ出し、滑ってしまいこじることができません。

そこで、先に試したセロテープを貼り付けた状態でこじりながらセロテープを引っ張ってみたところ、成功!! 1時間の格闘の末、ビー玉を外すことができました。

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まぁこんな余計なことをしやがるムスコですが、このビー玉がはまったビンだけ分かりにくいところに仕舞って隠蔽工作をしたりして、カワイイですね(笑。ビー玉を外すに至るプロセスも見せてやればよかったな。


ウィルキンソン ジンジャエール 190ml×24本 (辛口) 【空き瓶・P箱回収用】【リターナル瓶】


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