クマデジタル

迷ったら、高い方


PC一般

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使用頻度がやや低めのMacBook Proをスリープ解除するとたいてい出るエラー。

atokerror

ATOK Passportの期限切れエラー。
実際は契約期限が切れているわけではなく、ネットワークが繋がる前に契約参照にいってしまうために発生するエラーである。

失礼なことこの上ないし、そもそも面倒なので、もうATOK Passportは止めようかと思っている。今まではWindowsとMac版の両方のATOKが複数環境で使えて年間3千円台というのはオトクだなぁと思って使っていたが、最近Windows環境では文章を打つことが少なくなったし、次のATOK for Macのメジャーアップデートが来たらパッケージ版を買って、しばらくはそれで打ち止めにする予定。

ATOKもバージョンアップを重ねるごとに賢くなってる実感がないんだもんなぁ。自分の実感ではATOK 16か17あたりが賢さのピークだったように感じる。

ATOK 2014 for Mac [ベーシック] 通常版(Amazon)





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以前から時々、「ぷらら」のメール送受信ができなくなって困ることがあったんですが。

plala_mail

どうも以下のようなことが原因のようです。

まず、ぷららのメールはだいぶ前からなりすましを防ぐために以下の施策が行われています:
〔サブミッションポート(port587)とSMTP AUTH〕の標準提供と〔Outbound Port 25 Blocking〕の適用拡大について

ここで使うSMTP AUTH認証は、どうやら「認証が行われたIPアドレスから時間を限定してSMTPによるメールの送信を許可するという仕組み」のようで、たとえばiPhoneからぷららにメール問い合わせを行った後は、Mac側のメーラーは一定時間アクセスできないようです。

確かにメール送受信ができないときも、数分待つとできるようになるので、これは「一定時間」が経過したためと思われます。

すなわち簡単な対策としては「数分待つ」しかないようですね。

でも我が家のWi-FiのネットアクセスはルーターでIPアドレスは一本化されているので、「認証が行われたIPアドレスから時間を限定して」というのであれば、外線から見たIPアドレスは同一なのでiPhoneでアクセス後にMacからはねられるのはおかしな話です。IPアドレス以外にも見ている項目があるのかも知れませんね。

<補足>Twitterでご指摘頂きました。ありがとうございます。


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アパートから引越したフレッツ光ですが、特に契約を変更することもなく、今まで通り最大200Mbpsのハイスピードタイプです。

今はNTTにもギガスピードタイプがあって…


fletsprice1




ハイスピードタイプと比較すると…


fletsprice2



ホームゲートウエイのレンタルに通常500円程度かかるので、あれ?ギガと実質的に同じ値段?と一瞬考えてしまうのですが、ハイスピードタイプでも「ひかり電話」を契約すると、ホームゲートウエイのレンタル料は無料になります。なので、やっぱりギガとハイスピードは500円差。

これだけネット使うなら、500円くらい払ってギガにしてもいいような気もするんだけどね…
でも固定費はジワジワ効くからなぁ…

それに、

fletsprice3


200Mbpsの契約で、実効速度これだけ出てるので充分だよね。これ、AirMacの無線LAN経由で2Fに置いたiMac Late 2012での速度なんだけど、立派すぎる。

いくら回線が速くても、YouTube側とかFlickr側が混んでるんだもの。意味ないよね。

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ThinkPad X31を手放しました。

x31_donadona

SSD換装、Windows 7化などを行いましたが、結局「このマシンを使って何かをする時間」より、「このマシンそのものに費やす時間」の方が圧倒的に長くなっていることに気づき、自分の時間を確保するためにはこのマシンは手元にない方がいいと判断、手放しました。

Windows XP 現役時代はとても満足度の高いマシンでした。2003年8月購入の10年選手ですが、約1万円で売れたのはさすがThinkPadと言えるでしょう。普通は10年経ったPCは熨斗付けないと売れません。

写真は2003年の購入時、開封した際に撮影。

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私の周りで唯一残っているWindows XP環境が、実家のデスクトップパソコン。記録を見ると2005年10月に導入したようなので、8年半ほど使ったことになる。CPUはPentium 4の3GHzくらい。元々父がデイトレードのために導入したものだが、時代はシステムトレードに移行し、素人がパソコンをリアルタイムに叩いてどうの、という時代ではなくなった。結果として、VAIOノート(CPUはセレロン)を使っていた母がその遅さに億劫して代わりにデスクトップパソコンを使うようになった。父はもうほとんど使っていない。

zikka_xp

8年選手だが月に数回しか使っていないことと、使わないときには手ぬぐいをかけていることもあって、至って新品同様だ。ウソみたいだろ、これ、サポート切れなんだぜ…?

ご存じの通りWindows XPは4/9にサポート期限が切れた。さすがにNHK等でも報道されたし、Windows XP自身にもサポート期限切れを告げるポップアップ画面が表示されるようになったので母も状況は理解していたようだ。母は「使い続けることで、他人様に迷惑がかかる場合がある」ことを心配していた。おお、意外と正しい認識だ。

父の医療費もかかるので、おそらく放っておけば心配しながらもWindows XPを使い続けるのだろう。今日現在でもなお国内には600万台のXPマシンが現存しているんだとも聞く。しかしパソコンという商品の性格か、また、ネットへの親和性からか、Windows OSの寿命に関しては、ネットの声はマイクロソフト寄りである。「いままで散々警告されていたのに買い換えていない方が悪い」「マイクロソフトに何年サポートさせる気だ?もう充分だろう」———だがそんな声が届かない、届いても買い換える意欲がわかない層の厚さは、残存600万台という数字に表れている。

私自身はマイクロソフト社を非難するつもりは毛頭ないが、とはいえ経済的な事情から、そして感情的な面から、目の前にある「まだ新品同様で動く」パソコンを買い換える気にはなれないユーザーの気持ちも分かる。しかし、ここで買い換えないことは、整備不良のクルマを公道で乗り回すことに近いものがあるだろう。経済的に辛いからと言って、自分が利便性を享受するために他人に迷惑をかけるリスクを放つんですか、という話だ。

実際、私の母も買い換えに窮しているユーザーの1人。他人様に迷惑がかかるのであれば、インターネットの利用そのものをやめようか(ADSLとプロバイダの解約)という話まで出てきた。ただ、たまにインターネットで調べたいことなどがあり、使用頻度に対して割高だとは思いながらも、ADSLとプロバイダの月額料金=4千円強を払い続けている。もちろん、WiMAXのワすら届かない田舎である。Yahoo!BBにすれば千円少々安くなるかと思うが、問題の本質はそこではなくWindows XPである。一つ言えることは、母にとってはパソコンは所詮、家電の one of them だということだ。

だったら家のADSLをやめて、WAN付きのiPadなどどうかと聞いてみたが、母に言わせれば「iPadはパソコンより難しそう」なのだそうだ。なるほど、iPadが本当にWindows XPより難しいかどうかはともかく、確かに考えて見れば Flashが動かず、友人からもらったMicrosoft Wordファイルを「母のスキルでは」編集できないiPadを、「母の唯一の情報端末」に推すのは敷居が高そうだ。

さてどうしたものか。やっぱり私が買ってあげるべきなんだろうなぁ…と腹を括って、なんの捻りもない1台をポチった。続く。



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