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迷ったら、高い方


Mac

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ちょっと訳あって、複数のMac間のフォルダ同期機能を試したいなと、MacOS X Sierraで実装された同期機能を使ってみました。

MacOS X Sierra:「デスクトップ」や「書類」のファイルを iCloud Drive に追加する(Apple)

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メイン機であるiMac側で現状の環境のまま機能をONしてみたところ、iCloudに600GBの容量が必要とのことで、まずは試しと2TBのプランを選択して有料契約してみました。

するとiMac上のhomeディレクトリにある「書類」フォルダが消え、iCloudへのアップロードが始まりました(デスクトップのファイルは消えませんでした)。1日放置してみましたが、アップロードできたデータ量はおおよそ30GB。この分だと3週間かかることになります。ちょっと試すには時間が長すぎるので、デスクトップと書類フォルダの総容量を180GB程度にして試し直しました。

その間にMacBook Pro側でも同じ操作を実行したところ…

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デスクトップのファイルが、元々MacBook Proにあったファイルに加え、iMac側のものも表示されるようになりました。(一方、書類フォルダははこういう風に統合はされず、機種ごとの別々のフォルダがiCloud上に作られました。)

Appleの公式説明ドキュメントでもMacの個体ごとにフォルダが出来るような説明ですが、何なんでしょうかこれは。悪くはありませんが。

がしかし、機能をOFFにしてみたところ、

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元々MacBook Pro側のデスクトップにあったファイルごと消えてしまいました!
(iMac側のデスクトップに移動してしまいました。)

まぁiMac側のアップロード側が完了する前にMacBook Pro側の機能をONしたのが原因なのかも知れませんが、びっくりしたなぁもう。まぁMacBook Pro側はあんまりたいしたファイル置いていなかったので、いいやもう。

さて、一旦アップロードが落ち着いてしまえば、普通に使えます。すなわち、ローカルマシンから書類にアクセスするときはhomeディレクトリではなくiCloud上の書類フォルダを参照することになり、デスクトップは特にiCloudを意識することなく今まで通り使えます。デスクトップに新しいファイルを置くと、自動的にiCloudにアップロードされます。

但し、テザリングで使っているときはうっかりデスクトップに大きめのファイルを置くと、思わぬパケットの消費がありそうですね。

ちなみに、ローカルのストレージの空き容量があるうちはiCloud上にある全てのファイルの実体がローカルにもありますが、ローカルのストレージの空き容量が厳しくなってくると、古いファイルから順にiCloudにしか実体がない状態になるようです。

このサービスのキモは操作感をできるだけ変えずに複数のMac間の同期がとれる点にあり、オフラインで使う場合にも配慮されています。2TBのファイルは月額1,300円(年額15,600円)、200GBだと400円(年額4,800円)。2TBだと外からアクセス可能な個人用のNASが買えそうな年間使用料になってしまいます。私の場合、本当は600GBをフルでシンクロしたいけど、高いしアップロードに時間がかかるしで、ファイルを厳選して200GBに収まるような運用を工夫してみますかね。


macOS Sierra パーフェクトマニュアル(Amazon)




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どうもMountain Lionの頃から実装されていたようなのですが、ドラッグ中のスクロールってできるようになってたんですね。

Youtubeより:

動画はTrackpadですが、MagicMouseでも同じ要領で操作できます。
これは欲しいと思いつつも、つい今さっきまで使っていませんでした(ぉ

思い込みで「こんなのできない」と思っていたからなぁ…。

脳には妙なクセがある (扶桑社新書)(Amazon)

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ATOK税の謝礼品が届きました(誤解

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インストーラーはUSBメモリに入っていますが、2WAYインストールと呼ばれる、Webからダウンロードできる仕組みも用意されているので、わざわざパッケージを開封することなく、インストール完了。AAA優待ダウンロード版をシリーズ最安値にしてくれればいいのに、AAA優待アップグレードパッケージ版が最安値なものだからこんなことに。

ATOK SyncやATOKクラウドはオフで設定。

賢くなった感触はまだ分かりません。
何か様子が分かれば報告します。

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例年通り、ATOK税の季節がやって参りました。
ATOK2017 for Mac 6/23リリース。
今年も買います。まだ、なくなったら困りますので。

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今回の目玉は、ディープラーニング技術による「ATOKディープコアエンジン」とのことです。10年ぶりの変換エンジンの刷新とのことで、少し不安はあります。というのも、前回のエンジン刷新=2007年のATOK 2007で、一度明らかに変換精度がガタ落ちになったからです。

ただ今回、ディープラーニング技術を適用とのことですが、変換エンジン自体にはそれほど手が入っていないのではないかと推察します。と言うのも、ディープラーニング技術を変換エンジンそのものに組み込んだのではなく、「ディープラーニング技術で抽出した、日本語の特徴」データを組み込んだと言っているためです。従来からATOKは既存の大量の日本語テキストを学習データとして登録させることで変換精度を高めていましたが、ここにどこかのディープラーニングの機械学習ライブラリで解析させたデータを併せて組み込んだ、ということだと理解しました。つまり、ユーザーが変換キーを押す度にATOKに組み込まれたディープラーニングエンジンがギュンギュン動く、という仕掛けではなさそうです。というかそんな処理入れたら重くて大変です。おそらくですが、これにより大量の日本語テキストによる学習が大幅に省力化できてるんじゃないかと推察します。

なお、ATOK Passportユーザーの某氏に確認したところ、今現在でもPassport版のATOKではオフライン使用時に契約情報が確認できない旨のエラーが出るとのこと。24時間なり72時間なりの猶予を付けるだけでいいはずなのに、実装する気ないんでしょうね。従いまして、今回も数百円高いですが単体パッケージ版を購入したいと思います。というか買いました。本当はATOK Passportの2017年版のライセンス確認時の挙動を見てからの方がいいんでしょうけど、それを待っているとパッケージ版の事前予約10%割引+ポイント3倍の特典がなくなってしまうので。

あと少し期待しているのが、「変換精度を向上するはずの学習情報の蓄積が、場合によっては思い通りの変換を妨げていた事象を解消しました」という部分ですね。ATOKって使い込むほど誤変換が増えて、時々学習リセットした方が賢く使える印象があるので、それが解消されているといいなと思います。

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どうもMacOS XのFinderに「整頓順序」と「表示順序」という2つの概念が導入されてからというものの、定期的にフォルダ内のファイルの並びがたまにおかしくなってしまうのですが、たとえば、以下のような状態です。

・Finderメニューから並び替えをすると、アイコンが重なった状態で整列されてしまう。
・そもそも並び替えが実行されない。


どうもフォルダの中身のファイルが数千個に増えてくると表示がおかしくなる気がします。
特に「意図していないのに重なって表示されてしまう」現象は、誤って捨ててはいけないファイルを捨ててしまうリスクに繋がるので、放置できません。

.DS_Storeを削除してFinderを再起動とか、PROMクリアとか、ネットで検索すると色々方法は出てきますが、どうやっても直らなかったときのコロンブスの卵的な解決法は、以下の通りです:

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新しい別のフォルダを作って、フォルダの中身をそこに移動する

これに尽きますね。

おかしくなっているフォルダが大量にある場合には使いにくい方法ですが、特定の少数のフォルダだけの場合には、なんだかんだでこの方法が一番手っ取り早いように思います。

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