クマデジタル

迷ったら、高い方


クルマ

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10/28に行ってきたモーターショーのレポの続きです。




Audiがエイプリルフールで用意した「顔文字LED」ですが、ホンダはけっこう本気なんでしょうかね?




さて新型シビック。日本版の実車を見るのも座るのも初めてです。個人的にはこのUK生産のハッチバックの方に惹かれます。




座ってみました。一昔前のアコードサイズなので狭いなんてことはないんですが、やっぱりところどころ樹脂の質感が300万円クラスのクルマではないですね…。デザインは悪くないので、本当にこのまま材質だけ改良して貰えれば何ら不満はありません。

高めのインパネやショルダーラインに沈み込むように座らせるのはAudiに近いものがありますが、包み込まれ感が強い割にはなんか落ち着かない。なんでだろうと考えてみたところ…




シートでした。シートの幅が狭いんです。特に上の方、肩甲骨のあたり。後席の開放感とも絡むのでどのくらいの大きさにするかはメーカーの考え方と言うところもあるのでしょうが、私の体格だと肩が完全にはみ出ちゃうんですよね。これより小さい欧州車でももう少しシート幅は広いんですけどねぇ。この辺はもう「椅子に対する歴史の長さ」がもろに現れている気がします。UK生産ですけど、このあたりを設計したのはきっと日本でしょう?欧州にやらせたらこうはならないはず。国産ではスバルあたりの方がよほどワールドサイズです。

新型シビック、試乗はしていませんが、シートの不満は飽きやすさに直結しますからねぇ。以前乗っていたUSA生産のINSPIREもシート幅は充分でしたが天井の低さに合わせてシートバックの高さが全然足りないという。あの辺も日本人主導の考え方なんでしょうね。




さてスバル。またカッコイイの出してきました。大きさと4ドアと言うところからすると、これは次期レガシイセダンのイメージですかね? とするとこれのワゴン版があるということでしょうか。




アウディは本国では出たばかりながら日本では未発売の新型A8を持ってきました。展示のセンスとかさすがとしか言いようがありません。




アウディでのAIのAはArtificialではなくてAudiのAなんですね。シャレか(苦笑
コンセプトモデルではミラーはすっかりカメラが主流ですが、けっこうな出っ張りがあるのが意外です。もう少し出っ張らない形状になるのかと思っていました。




こちら新型A8のコンソール部分。日本のクラウンと同じようにほとんどタッチパネル化されているのは操作時に視線を落とさなければならずAudiらしくありませんが、それは半自動運転でカバーと言うことでしょうか(笑。ウリはiPhoneの「Taptic Engine」のようにリニアモーターによる振動フィードバックがあることのようです。手前の大きな黒いパットは、左2/3くらいがQi充電器になっています。




これは車種は不明ですが電気自動車と思われる車両のパドルシフト。+/−ではなく電池マークを書かれると理解が追いつきません。




昨日の記事のホンダのタイヤもそうですが、このAudiブースの内部モデルもなんと「触れないでください」表示がありません。どうも注意書きの表示し忘れでもないようで、自由に触れてタイヤを回すことなんかができたりします。説明員によると「全力でタイヤを回されると困りますが、触ること自体は特に禁止しておりません」とのこと。大らかでいいなぁ。

続きます。




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東京ビッグサイトで開催中の東京モーターショー2017に行ってきました。



YOU BELONG TO ME,
BEYOND THE TI…もとい、MOTORです。




最近のトレンドはAIとコネクテッドと言うことで。




いやでもその前に、従来の延長線上にある技術も凄いことになっているわけで、走る工芸品「センチュリー」がフルモデルチェンジ。実車は触れませんがこの艶々感とかお腹いっぱいです。




トヨタの新しいGR HV SPORTS concept。全体的なフォルムは86っぽいですが、全くの別物。だいぶツヤ消し塗装も用いられるようになってきました。どれくらいの価格クラスのクルマなんでしょうか。500万円くらいかな。




MAZDA VISION COUPE。
ハイブリッドだEVだという世の流れの中で、ひたすら内燃機関を進化させるマツダは、こういったコンセプトモデルにもしっかり4本出しマフラーが付いていたりするのが面白いです。こういうメーカーがあって良いと思うのです。




BMWの8シリーズクーペ。BMWのラインナップでは最上位クーペとなる見込みです。日本ではどれくらいの需要があるか不明ですが、ワールドワイドではけっこう需要あるはず。先のMAZDA VISIONもいずれこういう形になるのでしょうか。




NSX




なんかもうあちこちでトミカだの写真だの見過ぎて、NSXの実車を見るのがこれが初めてかどうかが分からなくなってしまいました(苦笑。




これF1のタイヤでしょうか?インディのでしょうか?
なかなか触られることをしない展示物の中で、「持ち上げてみよう」というのが面白い。ちなみにとても軽かったです。




Pioneerさん、ちょっとその衣装は寒すぎるのでは…。
でも会場の気温はこんな感じなので、これから参戦される方は暑かったら脱げる格好をお勧めします。




今年のクラッシュカーはH-RV。




JAF。ブースに立っているお姉さんが集合して踊ったり、こんなPV流したりで、攻めてましたねぇ。自分が知っているJAFと全然違う。


111 -1second 1caution 1life -

ちなみに上映されていたアニメはYouTubeでJAFが公開していました。




あとトミカねー。
360分待ちとか言われてムスコ共々並ぶ気なくなったんですが、1時間後に再度見に行ったら180分待ちに半減していました。しかも行列の進み具合が速くどうも180分待ちとは思えなかったので、180分待ちの時点で(ムスコだけが(笑))並んでみたところ、実際は60分待ちで購入できました。そういえば前回もトミカの行列の待ち時間表示はいい加減だった気がする…。




トミカブースのお姉さん。




ムスコの戦利品。これらが欲しかったらしいです。




続きます。

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雨、多いですね。

最近手抜きしてガソリンスタンドの洗車機でコーティングしたら、まぁこうなることは分かっていたんですがワイパーがビビるようになってしまいまして、キイロビンで掃除しようとワイパーをメンテナンス位置へ。

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欧州車って普段ワイパーがボンネットの下に潜り込んでいるものが多くて、アウディの場合、イグニッションオフから10秒以内にワイパースイッチを下げると、上の写真のようなメンテナンス位置に移動します。この状態にしないとワイパーが起こせません。

ワイパーゴムの掃除をしようと思ったらこうするしかない訳ですが、それでも助手席側のワイパーが微妙に遠くて、腰に爆弾(ギックリ腰の常連)を抱えていたりするとちょっと怖かったりします。

そしたらですね、

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そこからさらにクイッと手で引っ張ると、写真の位置まで移動できました。まさかこんなに簡単に動くとは思ってなかったので驚きました。やっていいのかどうか不明ですが。これなら助手席側のワイパーへのアプローチも多少楽です。

ただこの状態にしてしまうとワイパーのスイッチをONしても戻らなくなってしまって、「あらら戻らなくなっちゃったよ」と思ったら、クルマが走り出したら突如戻りました。ちょっと焦りました。


そういえばキイロビンって酸化セリウム入ってるんですね。ガラス研磨用の。

PROSTAFF(プロスタッフ) ウインドウケア キイロビン120(Amazon)

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セダン265万円、ハッチバック280万円。ずいぶん立派になってしまって…
いっそCIVICではない名前にした方が良かったのではないか。

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ホンダ特有の「大きいホイールアーチに、小さいタイヤ」というデザインはそこそこなりを潜めてきた。概してホイール周辺の隙間は、輸入車やマツダ、日産ほどカッコ良くはない。
でも伸びやかなスタイリングは、かなり好み。後ろに向かって上がって行くショルダーラインと、それと平行に走るドア下部のプレスラインがそこはかとなく同社のNSXを連想させる。ボンネットの左右端が中央部より盛り上がってるのもいい。後出のハッチバックより、実用車であるはずのセダンの方がパーソナル感・スペシャリティ感が強いのは最近のデザインの傾向か。


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こちらはUKで生産されて、カウント上「輸入車」の扱いになるハッチバック。
意外にもトランク容量は全長が長いセダンの方が大容量だが、後席の居住性や後ろからの日射に関してはこちらの方が良さそう。そして世界初となる、「横引き機構」のトノカバーが標準装備。リアシートを倒して容量を稼ぐような場合でもトノカバーをどこかに撤去する必要がない。この「左右両開き冷蔵庫」的な発想はUK生産でありながらも日本の設計らしいところ。

メーカーサイトでインテリアを見てみると、未来的造形に対して樹脂パネルのシボ模様が旧世紀的。欧州車のようなサラサラとしたマットブラックならなぁ。


2016 CIVIC

写真は大陸で見かけたCIVIC。細部こそ違えど、街では概ねこういう風に見えるのか。


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社会人になって最初に買ったクルマはシビックだった。
いま当時の情報を見返したら、買ったグレード(フェリオ・VTi)はなんと130万円だった。そこからABS、たくさんのエアバッグ、ホンダセンシング、アルミホイール、ターボ、電動パーキングブレーキ、EPS、消費税…等々足していくと、265万円は魔法でも何でもなく、それだけカネのかかっているクルマということになる。


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ジョディー・フォスターですね。「フェリオ!」

シビックで始まった会社員生活を、シビックで締めくくるのも悪くないかなぁと少し思った。

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Audi Q2が日本に投入されました。

MQBプラットフォームを使い、A3とほぼ同じ広さ、ほぼ同じ価格と噂が出ていましたが、フタを開けてみればA3より少し高い感じ。ざっくり言ってしまうと、ほぼ同じ装備のA3と比較して、「排気量が1.4から1.0になって、20万円高い」というイメージ。まぁ世界的に見てSUVボディ形状はプレミアを乗せてくる傾向にあるので、こんなものでしょう。

今までAudiといえばスッキリとした…でも緻密に設計された、どの角度から見ても破綻しない面構成が特徴でしたが、今回はあえて面構成を複雑にしたようです。そのため、見る角度によってはイメージを覆されるような見え方をする場合もあります。

エントリーグレードは200万円台からあって目を惹きますが、

- ハロゲンヘッドライト(ディスチャージでもない、ハロゲン!)
- 安全装備(レーダー類)付けられない
- リア席のフロアマット省略
- マニュアルエアコン
- フロント肘かけなし
- ルームミラー防眩が手動


という、欧州のベーシックグレードがそのまんま日本に入ってきてしまった印象。
(あちらはマニュアルトランスミッションでさらに安いですが。)
300万円近く出して、この装備は悲しすぎるべ…?

実際のところは、フロント席に肘掛けくらい欲しいし、エアコンもオートにしたいし、で、下から2番目のグレードあたりを選択することになると思いますが、純正ナビとレーダークルーズコントロール一式を付けた段階で、車両本体420万円。40万円値引きで諸費用20万円で、400万円ですか。

…まぁ、アリかナシかと言われたら、ナシかな(笑。

もっとも、類似形状のSUBARU XVあたりもディーラーopまでフル装備すると400万円を超えてくるので、もうクルマってそういう価格帯のものになってしまったのかも知れませんが。アルファードだって上は700万円ですもんね。そりゃ若者は買わないよ、というか買えないよ。


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ご多分に漏れずうちにもAudiさんから箸が送られてきましたが、
(箸袋がリーフレットになっている)


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#chopsticks? のハッシュタグの通り、
とても箸としては使えないような反った木の棒が入っていました。

よりによってブロガー宅にこういう個体を送りつけるなんて、ひきが強いねぇ…。

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