クマデジタル

迷ったら、高い方


EOS 5D Mark IV

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「正気か?」って言われそうですが。

先に断っておきますが、33円です。下取り差額で。
「また無駄遣いして」と指摘する方が多いので、33円ですからね!

もう子供たちの運動会を撮りに行くこともなくなったし、戦闘機を撮るわけでもないし(撮りたいけど)、5D4は過剰性能だなぁって思ってたんですよね。しかも連綿と続くEOSの正統な進化形で、完成度がとても高いんですが、それが逆に退屈に感じてきました。

また、EF 70-200mm f/4L IS USMも11年目になって、そろそろ電気系が心配になってくる頃。EF 70-300mm f/4-5.6 IS II USMを「ふるさと納税」してからその写りに感嘆し、 EF-70-200mmの方の出番が激減。

そしてエクステンダーEF 2x。もしEF 70-200mm f/4L IS USMを手放すのであれば、私の手持ちレンズにエクステンダー対応のものはなくなってしまうので、道連れでこれも不要になってしまいます。


そこで私の中でピースが繋がったんですよ。

  EOS 5D Mark IV
  EF 24-70mm f/4L IS USM
  EF 70-200mm f/4L IS USM
  Extender EF 2x


を売って、

  EOS R
  RF 24-105mm F4 L IS USM


を買おうと。


EOS Rの体験会で「新しい道具を使うことで、表現も進化する」というフォトグラファーの話を聞いたときはピンと来なかったんですが、仲良くさせていただいている南雲さんのデジカメWatchでのインタビューを読むまでは、EOS Rに乗り換える気はなかったんですよね。でもインタビューのこの部分を読んで心が動きました。

今まで撮れなかったものが撮れるようになり、良い機材を使えば誰でもクオリティの高い画質を得ることができるようになった。だからプロは新しいものを使って新しいものを生み出していく。技師として使いこなすことで新しいビジュアルにチャレンジする。そうしてプロとしての立場を守っていかないと取り残されていくことになります。

この新しいものを使って新しいものを生み出してゆくムーブメントに併走したい、そう思ってしまったんです。そこからマップカメラで手続き完了するまで、8時間足らずでしたかね。

でもEOS Rでは5D4の代役にはならないし、普通は5D4を残しますよね。でも自分はフルサイズのミラーレスとミラーつきを愛でる余暇の時間も財政的余力もないので、5D4をEOS Rに入れ替えようというわけです。


eosr


お支払金額、30,033円になっていますが、ここにキヤノンのキャッシュバックが30,000円入るので、差額33円というわけです。

PayPay祭りでも良かったんですが、あれは還元率20%を維持できるのは月間25万円までなので、EOS Rボディしか買えません。総額100億円還元のPayPay祭りはおそらく年末には終わってしまうと思っていて、「ボディは今月、標準ズームは来月(但しPayPay祭り終了)」となると「買取ではなく下取りだと査定額12%アップ+3%査定アップ券」を駆使できるマップカメラでもたいして金額が変わりません。「来月もPayPay祭りが続く可能性」に賭けても良かったんですが、そんな博打を打たなくてもマップカメラでいいんじゃね?ということで。

EF 24-70mm f/4L IS USMはマクロも付いていてトリッキーで気に入ってはいたんですが、標準ズームレンズが2本も要らないよねと。



本日のまとめ:

5D4C2280

売ったもの


5D4C2277

買ったもの(差額33円←くどい)


平日は時間がなく開封できないので、週末が待ち遠しいです。




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EOS 5D Mark IVでは、内蔵GPSを使用すると待機中でもGPSを探しに行くため、従来のEOSよりスリープ中のバッテリーの減りが早いという問題がありました。しかしそれは「数日〜数週間でバッテリーが空になる」という話でした。

今回「数時間でバッテリーが空になる」モードを発見したので情報をシェアします。
結論から言えば、eyeFi mobiカードが悪さをしています。

IMG_1886

EOS 5D4はEyefiカードには対応しているので、「転送中はEOSの電源が切れないように制御」適切な電源管理はしてくれる筈なのですが、どうも延々と転送中になってしまい、電源を切らせてもらえないモードがあるようです。

以下、充分な裏取りができていない情報なのですが、発生条件の推定です。

1.基本的にEyefi mobiカードはインフラストラクチャモードで使っている。(Wi-Fiアクセスポイント経由での接続)
2.しかし過去に1回でも、そのEyefi mobiカードを他のmacやiOSデバイスにダイレクトモードで接続したことがある。
3.Eyefi mobiのSSIDと接続パスワードが、同じApple IDを使うデバイス内で自動的に共有される。
4.その中にインフラストラクチャモードで転送するためにKeenaiアプリをセットアップしたデバイスがあると、Eyefi mobiカードを探しに行き、結果としてEyefi mobiカードが「ダイレクトモード」と「インフラストラクチャモード」の切り替えを繰り返し、処理が終了せずEOSのバッテリーがなくなる。

…というものです。「ダイレクトモード」と「インフラストラクチャモード」のどちら経由でも接続可能な場合、それぞれの電波強度によってはEyefiカードは接続先を延々と迷ってしまう悪癖があるのではないでしょうか?(推定)


これを避けるにはいくつか方法がありますが、状況によっては実施不可能なこともあるでしょう。なので、実施可能ないずれかを実行するしかありません。

(1)Keenaiアプリが入っている装置(私の場合はiMac)のWi-Fiをオフにする。
  (iMacは有線LANで接続しているので実施可能)
(2)Eyefiカードのダイレクトモードを無効化する。
  (やり方不明…できますかね?)
(3)同じApple IDを共用する装置からEyefiへ接続するWi-Fi設定を削除する。
  (これも上手い具合にできますかね?)

一応Canonには無理を承知で、「Eyefiが接続先を無限ループしていると思われるときは電源を切るようにしてほしい」というリクエストを出しました。少なくともEOSのUI上は「接続中」と「転送中」は区別がついているようなので、「接続中」が3分続いたら電源が切れるようにするとか、そういう制御が入るといいなぁ…と思います。

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C1〜C3って苦手で、使ったことないんですが、なぜ苦手かと言えば以下の2つの理由があります。

(1)C1〜C3に記憶させられる設定と、記憶させられない設定の区分けが分からない。
(2)C1〜C3で何か状態を変更したときに、P/Av/Tv/Mなどに戻しても一部設定が戻らないものがある。

ここで、(2)なんですけど、ちょっと思い付きがありまして。

DSC08652

自分は以下の設定を時々使いたいと思ってるんですが、

「絞り開放・レンズ光学補正なし・露出-2/3」

でも常用するわけではないし、「レンズ光学補正オフ」はメニューの中にあるのでいちいち切り替えるのも面倒です。

この設定はC1〜C3に記憶させられることは分かっているのですが、但しC1に割り当ててしまうとP/Av/Tv/Mに戻しても「レンズ光学補正」の設定はオンに戻りません。できればC1〜C3に切り替える前の設定を保持して欲しいのですが。

ここで出てくるのが先に書いた「思い付き」のことなんですが、C2に「レンズ光学補正オフ」を記憶させて、C1に「レンズ光学補正オン」を記憶させれば、P/Av/Tv/Mに戻す際にはダイヤルの構造上必ずC1を通過するので、所望の設定に戻るのではないかと。つまりC1に常日頃自分が一番良く使う設定を記憶させて、たまに使うほうをC2に記憶させると。

なんか歪んだ使い方ですが、すでに公知になっているような気もします。

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