クマデジタル

迷ったら、高い方


EOS 5D Mark III

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EOS 5D Mark IIでは長いことAcruの本革ストラップを愛用していた。本革独特の質感と香りは所有欲を充分満たすものだったが、最近冬にフリース系やダウンジャケット系の表面が滑らかな服を着ることが多く、そんな折、スルッとストラップが肩を滑り、悲劇が…

という経験をしてから、実は純正ストラップをしばらく使っていた。それはEOS 5D Mark IIIになっても同じで、やはりこちらも純正ストラップ。裏面には適度な滑り止めがあり、滑らかな服でも滑りにくい。さすが純正である。

しかし、やはりあの機種名が大きく入ったストラップは恥ずかしい。
キヤノンはユーザーに何をやらせたいのか。


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そんな訳で、私「も」、マップカメラオリジナル ARTISAN&ARTIST 特注ストラップを購入。
凸版印刷チーフフォトグラファーの南雲さんからサイカ先生に伝搬したところでしばらく止まっていたのだが…


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先日、塙先生まで使われているのを目撃して、
ああ、やはりこれしかないか、と。

もっとも、このエントリを用意していて、Bさんが昨日A&Aの別のストラップのレビューを上げたときにはそのニアミスに軽く戦慄しましたけどね!(ぉ


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素敵梱包でやってきました。
これ、もはやカメラストラップの梱包ではないです。


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ちょっと格好良すぎて私には似合わないような気もしないでもないけど、ブラックバージョンなら表皮のロゴはギリギリ許容レベル。


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しなやかで、裏面ロゴが滑り止めになっていて、長い。
飽きが来なさそうなストラップだと思う。
しかしイベント等で見分けが付かなくなったら…どうしよう(笑


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ミヤビックスさんからEOS 5D Mark III用の液晶保護フィルム「OverLay Magic」のサンプルを頂きました。ありがとうございます。

MIYAVIX OverLay Magic for EOS 5D Mark III

ミヤビックスと言えば、いつも限界(エッジ)ギリギリまでのフィルムを作ることで有名ですが、EOS 5D Mark III用の保護フィルムとしては後発になる製品、果たしてその出来はどうでしょうか。今回は「OverLay Magic」シリーズと言うことで、

・キズ自己修復
・耐指紋
・光沢

という付加価値のある製品になっています。同製品は私もPS Vitaに使っています

とはいえ、私は現在ケンコートキナの保護フィルムを完璧に貼れていて、その精度たるや貼っていることを感じさせないほど。これを剥がして試す訳ですから、かなり出来が良くないと困ります。でも折角ですから、(1)ケンコートキナのフィルム (2)何も貼らない素の状態 (3)OverLay Magic の3種類で反射の違いを比べてみたいと思います。

まずケンコートキナのフィルムでLED光源を反射させて撮影、その後、意を決してケンコートキナのフィルムをセロテープで剥がし、素の状態にします。

…セロテープで…

…剥がし… あれ…?

…剥がれない…??



これ、フィルム貼ってなくね???

EOS 5D Mark IIの頃の悪夢がよぎります。
「ずっと保護フィルム貼ってるもんだと思ってたのに…?」

そう、EOS 5D Mark IIのときと同様、いつの間にか脱落していたのをずっと気がつかずに使っていたという訳です。たかだか6ヶ月も持たないなんて…。先日の某会で @co1 さんに「保護フィルムって剥がれてきませんか?」と尋ねられて「全然そんなことないですよ」と返した口の軽さが悔やまれます。

ただ、気がついたタイミングが良かったのか、まだEOS 5D3の液晶にはキズは付いていませんでした。そこに気がつかせてくれたMIYAVIXさんには感謝の言葉もありません。

さて、ケンコートキナのフィルムだと思っていたけど実は素の状態だった画像と、OverLay Magicの差を比べてみます。


MIYAVIX OverLay Magic for EOS 5D Mark III

全体的に僅かな黒浮きが見られ、また、非点灯時の反射もやや多くなりますが、素の状態との比較なのでそりゃそうでしょう、というレベルです。素の状態と比べて反射光に変な色味が付かないところはいいですね。


次に肩の液晶のフィルムを比較してみましょう。私は肩の液晶にはETSUMI(エツミ)の保護フィルムを貼っているのですが、EOS 5D3ではこの部分に妙にRが付いていることで、各保護フィルムメーカーとも剥がれを警戒して余裕を持った(余白の多い)作りになっています。


MIYAVIX OverLay Magic for EOS 5D Mark III

ETSUMIだとこれくらいのマージンがあります。ケンコートキナだと保護面積がもっと小さく(余裕が大きく)なります。すでに半年の使用で中央部にキズが見られました。


MIYAVIX OverLay Magic for EOS 5D Mark III

OverLay Magic。ETSUMIより一回り大きくなっていますが、かなり薄いフィルムでRに密着するようになっています。ただ、あまりにも薄すぎて、貼り付け時に静電気との戦い(カメラに近づけるだけで吸い寄せられてしまい位置決めが難しい)になります。こちらのフィルムは単純な高光沢フィルムで、キズ修復や耐指紋の効果はないようです(というか、薄すぎてキズ修復効果は持たせられないと思います)。

果たしてこのフィルムはケンコートキナのようにいつの間にかなくなっていたりしないかと、このまま使い続けて使用感を見てみたいと思います。

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LP-E6-1

EOS 5D Mark II / Mark III 共用のバッテリーLP-E6が1本へたった。手元にある3本のうちの1本だ。この赤インジケーターが出た場合、説明書には「買い換えをお勧めします」とある。実際使ってみると、定量的に測ったわけではないが、新品の半分以下という印象だ。

1本目のLP-E6は2009年2月に購入した EOS 5D Mark II の付属品。2本目は2009年5月にバッテリー単体を追加で買ったもの。そして3本目は2012年5月に購入した EOS 5D Mark III に付属してきたもの。3本目はシールを貼って識別しているのだが、1本目と2本目は特に識別していなかった。今回ヘタったのはシールが貼ってないので3本目でないのは解るが、1本目なのか2本目なのかは解らない。


LP-E6-2

LP-E6も例によって並行輸入品(海外パッケージ品)が売られている(Amazonで「風見鶏」の販売分は今日時点で「海外リテール品」とのこと)。その上Amazonなどでは「未使用中古品」まで売られている。国内正規品より1〜2千円安いが、先日のPowerShot S100のバッテリーの件で懲りたし、私がEOSに求めるのはとにかく信頼性。信頼性をスポイルする要素は極力排したい。だから今回は正規品を選んだ。3年使うと思えば2千円弱の価格差は月額約50円ほどだし。

LP-E6-3

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Canon バッテリーパック LP-E6

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EOS 5D Mark IIIに追加された「Q」ボタン。

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初めて付いたのはEOS 7Dだと認識しているが、EOS 7DはQボタンまで使い込んだことがなかったので気がつかなかった。いや、5D3では動画撮影時に背面ダイヤル内蔵のタッチ操作を可能にするトリガーという認識はあったけど、これ、静止画撮影時にも超絶便利。


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この「Q」ボタンで、多機能になってしまったゆえに複雑になってしまった設定を、少しでもラクにしようという試みがなされている。たとえばカード1とカード2の切り替えを頻繁にしたいのであれば、「Q」ボタンで表示される画面の該当箇所に予めカーソルのフォーカスを当てておけば、あとはダイヤル(背面でも、シャッター後ろのでも)で変更可能。

できることの複雑さと操作の簡単さのバランスが高次元。
考えた人、エライと思う。


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しかしその一方で、罠もある。
Q画面から呼び出せる画質設定の詳細画面。ここでは目的の画質を選んだ時点で設定される。「SET」ボタンで「決定」する必要がない。選んだ時点で即決定という、iOSデバイスのような考え方だ。


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しかし「MENU」ボタンから呼び出す旧来のMENU画面では、「SET」ボタンが押されるまではモード変更されない。上の画面だと、「RAW」はこの時点では選ばれていない。

これでまたミスった。実は2回目。

RAW + JPEGでずっと撮ってたつもりが、JPEGだけだったというね…orz


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この1ヶ月、伊豆旅行に持って行ったりして、Tamron A007を使い込んでみた。

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Tamron SP 24-70mm F2.8 Di VC USD (A007) Sample

ボケにやや年輪状の模様が出ているのが気になると言えば気になる。もちろん、このクラスであればズームレンズと言えども髪の毛の描写に不安な点はない。


Tamron SP 24-70mm F2.8 Di VC USD (A007) Sample

よく言われるズームリングの回転方向は、最初こそ戸惑ったが、やがて慣れ…いや、正直言って慣れなかったな(笑 6年乗ったA3でも咄嗟の時にヘッドライトのパッシングが「右レバーか左レバーか」で悩んでしまいうまくできないもの(ぉ しょうがないよ。
(ちなみにパッシングのレバーを間違えるとウインドウオッシャー液が飛んでかなり恥ずかしいです(笑))


Tamron SP 24-70mm F2.8 Di VC USD (A007) Sample

車の車名のロゴに盛大なボケ年輪が出来ているのが印象的。


Tamron SP 24-70mm F2.8 Di VC USD (A007) Sample

周辺光量落ちも大きめなレンズだが、さすがにテレ端でF8.0まで絞れば問題ないレベル。もっとも、周辺光量落ちも味だと思いますけどね。


Tamron SP 24-70mm F2.8 Di VC USD (A007) Sample

夕暮れ。手持ち撮影…を誇るほどこのカットのSSは遅くない(笑


Tamron SP 24-70mm F2.8 Di VC USD (A007) Sample

大きい重いと言われるA007だが、純正の小三元ことEF 24-105mm F/4L IS USMと比較すると携帯電話1台分程度の重量増加。大きさはほぼ変わらない。


Tamron SP 24-70mm F2.8 Di VC USD (A007) Sample

最後に三脚に据えてじっと日が沈むのを待つ。


Tamron SP 24-70mm F2.8 Di VC USD (A007) SampleSS=10秒 / 三脚使用

さすがにSS=10秒では三脚を使用した。

総じて、やっぱり明るいのは正義だなぁと。
なかなか使いでのある1本でした。

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TAMRON SP24-70mm F2.8 Di VC USD キヤノン用 A007E(Amazon)

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