クマデジタル

迷ったら、高い方


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eva14

うーん、大団円と言えば大団円なんでしょうけど、エヴァンゲリオンってこういう作品だったかなぁ(笑)というのが率直な感想。1巻とか改めて読み直してみると、まったく目指すところが異なる別の作品としか思えません。いや、こういう執筆が長期にわたるものについてはしばしば見られることではありますが、当初は神と人類が戦っていたような気が…(笑。

もうちょっと、SF色の強い作品かと思っていたんですが、時代の若者はこの作品に拠り所を見いだし、そしてこの作品が時代の若者の気持ちを受け止めているうちに、こういう結末になったんだろうなぁと勝手に推測しています。自分はこの作品を初めて見たとき既に26歳でしたから、そんなに入れ込むこともなくどこか一歩引いたところで見ていた気がします。やっぱり思春期に見た作品を一生引きずりますよね。私だったらガンダム、その上の世代はヤマト、その下の世代はこのエヴァという風に。そもそもエヴァのデザインがやたら細身で胴長で手足が長い、というのがもう私の時代のセンスではありません(笑。

まぁそれでも未完の新劇場版は楽しみです。庵野監督はやってくれると思います。







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前半は割とギャグっぽい感じなんですね。後半になるといい話が増えてくると言うか。


yotsubato_set

そんな訳で、この夏に少しだけかじって「育児書として」感銘を受けた「よつばと!」を大人買いしました。

私自身はまだあまり読めていませんが、子供たちが虫食い状に読んでいるようです。特に上の子は(失敗したことに)読書習慣が付かなかったので、これを機にコミックでもいいから本に向かう姿勢を付けて欲しいところです。




「よつばと!」2015カレンダー

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借りる機会があったので、全12巻中の何巻かを読みました。(何巻を読んだのかは覚えていません…3冊くらいです。)いわゆる「ダンボー」のネタ元のコミックですが、無償公開されている分しかいままで読んだことありませんでした。(そもそも、ダンボーの中の人である「みうら」を男と思っていたくらい。(ぉ

いまではアニメ界に蔓延する「ひらがな四文字タイトル」に「!」まで付くというフォーマットのタイトルですが、連載当初の2003年ではまだ「はしり」だったはずで、むしろこのタイトルにインスパイアされたほかの作品が「ひらがな四文字タイトルの作品はこういう感じ」という、「よつばと!」とは違ったイメージを作り上げてしまったようにも見えます。


yotsubato

それゆえ過去にはオタクの理想郷とも評された作品らしいのですが、私はまったくそうは思いませんでした。むしろ我が家の子育てに欠けているものがそこにあって、育児書のような感覚で読んでしまいました。そう、この作中にあるように、肯定することを軸にして育てていったら、いい子供ができるんだろうなぁと。(一歩間違えば、勘違いワガママ野郎ができあがってしまうかも知れませんが…)

特によつばが家中に付けてしまった青ペンキの落とす話で、足跡状の汚れを一つ「きねん」と称してあえて残しておくエピソードが気に入りました。

あと5年、早く読んでおくべきだったかなぁ…と軽く後悔しつつも、子育てで一息ついた今だからこそ、冷静に振り返って「こういう子育てにすべきだったなぁ」と思えるのかも知れません。


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「孤独のグルメ」の新しい本が出るというので、買いました。

zyunrei_guide1

もう孤独のグルメの新刊だったら何でも買ってしまいそうな勢いですが(笑
この本は(聖地)巡礼ガイド。
テレビ版と原作から、珠玉の28店舗が紹介されています。

単なる観光ガイドではなく、作品のファンが楽しめる作りになっているのがいいです。聖地巡礼した人でも記憶をなぞるようにも、そして知らなかった裏話で思い出を新たにするのにも楽しめる本です。

もちろん、これから巡礼する人の正統派ガイドブックとしてもいいでしょう。

掲載されている28店舗のうち、私が行ったことがあるのは9店舗でした。私が行ったけど掲載されてないのは、駒場東大前のボラーチョと、原作の江ノ島丼でしょうか。そう考えると、孤独のグルメに登場する普通のようで只者ではない店の中でも、やはり自分は特徴的な店に行きたくなるのかな、と思いました。

自分の中でのランキング1位は川崎の焼肉も捨てがたいですが、池袋の汁なし担々麺ですね。あのインパクトは忘れられない。「マーとラー」は、あの店に行ったことがない私の家族の間でもネタになっています(笑

孤独のグルメに登場する店って、ほとんどは実際に行ってみても暖かく迎えてくれる素晴らしい店がほとんどで、ああ、日本ってやっぱりいい国だなぁと実感できるわけですが、しかし中にはテレビに取り上げられて客数が激増してしまったことにより、本来の接客クオリティを維持できてないんだろうな、という店もあることはあります。まぁそれは仕方ないですね。なので、ファンとしてはあまりお店に迷惑をかけない形で訪問したいと常々思っています。


zyunrei_guide2

いやぁ誰のことを書いているのかと思いましたが、
これ、スタッフがエゴサーチしてくれてますね(笑 嬉しいなぁ。


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先日の Kindle 角川祭りの際に買おうか逡巡しているうちに祭りが終了してしまったという「万能鑑定士の事件簿Q」シリーズ。けっこうな冊数が出ているので読む時間もないしなぁ…とは思っていたんですが、コミックス版を発見。コミックス!そういうのもあるのか!

q1

「明朗快活 / 容姿端麗 / 感受性はひときわ強く / そしてバカである」ところの主人公凜田莉子の周りで起こる「人の死なないミステリ」です。


q2

さすがに小説版と比べるとディテールやエピソードが省かれている箇所もあるようですが、さらっと読めるのは助かります。




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