クマデジタル

迷ったら、高い方


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テレビCFでご覧になった方も多いかと思いますが、「ドラえもん ふしぎのサイエンス」という新創刊の雑誌を買ってみました。雑誌自体は70ページくらいのものなのですが、フルカラーで内容もそこそこ濃く、この濃さが今後も続くのか心配になる面はあります(笑

しかしなんと言っても目玉は「手回し発電タケコプター」

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組み立て式のタケコプターがついたドラえもんです。
手回しで発電した電気で、発泡スチロール製のドラえもんに内蔵されたマイクロモーターを回し、浮き上がります。ローターシャフトは同軸二軸構造になっていて、ドラえもん内のギアで2つのローターがお互いに逆回転するようになっています。


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なぜローターが2つ必要かは、ちょっと子供に対しては説明が難しいですが、本誌ではそこにも逃げずに触れられていて、「作用・反作用」について「実際にプロペラを1つにして回してみよう」という記事もあります。


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我が家では子供2人で1つのドラえもんで遊びまくったので、すでに2日目にしてドラえもんがボロボロですが、まぁ学ぶものがあればいいです(学んだのか?)。

今後も毎月1冊ずつ何らかの付録がついたものが合計10号目まで出るようで、注目したいと思います。天体望遠鏡や組み立てラジオの付録予定(!)とかもあるようですが、ラジオは電池不要のゲルマニウム型でしょうか。ゲルマラジオは環境音によっては「聞こえない」というクレームが多そうだけどなぁ(笑

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ドラえもん ふしぎのサイエンス 1 手回し発電タケコプター (小学館学習ムック)(Amazon)




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個人的にはこれが本命だと思っている、インプレス版のEOS 5d Mark IIIムックが発売開始。

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菊池美範氏(@yoshinorikikuch)のデザインのお仕事。


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私がいつも楽しみにしてるのは、開発者インタビュー。
メーカー特設サイトのインタビューも読み応えがある分量だけど、こちらも気取らない感じで面白い。内容もかぶっている部分は少ない。

普通のシャッターがバネ駆動で、サイレントシャッターが完全モーター駆動となる話とか、「へぇ」と驚いた。



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「匠:森の木の代弁者」こと松永務氏(@macchan22)

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…の勧めで、この本を知った。
さすが一級建築士、アーキテクトネタに感度が高い!

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濃ゆい画風で有名なモリナガ・ヨウ氏が描く、スカイツリーができるまでを描いた絵本。


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絵本と侮ることなかれ、その緻密さには大人こそ舌を巻く。


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やがて仕事の意味を知る子供たちへ。

大人が読んでも、子供が読んでも、素晴らしい良書だと思います。






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Twitterで話題になっていたので、読んでみた。

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主人公の木戸銭寺 淡泊(きどぜんじ たんぱく)は自らの肉体を「生ガンダム」に仕立て、劇中のシーンを再現することが生き甲斐のサラリーマン。彼の視界に入れば、社食のおじちゃんはガンキヤノン、おばちゃんはガンタンクに見え…るのだが、その世界を一言で言うなら、「狂気」。

ア・バオア・クーを前にして、なぜ彼がそこまでガンダムに固執するのかが明かされる。そして最終決戦。ガンダムを自らの肉体で忠実に再現している以上、最終回ではどうなるか。「まさか」と思った方は正しいが、おそらく、その「まさか」を超えているのではないかと思う。私もそのラストシーンが受け入れられず、何度もページを戻してしまったほどだ。

そもそもララアが出てきたあたりから狂気は加速度を増している。そこで気がつくべきだったのだ。

まともじゃないよそんなの…そうだよ、まともじゃない…。



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コグレマサトさんとするぷさんの共著、「必ず結果が出る ブログ運営テクニック100 プロブロガーが教える”俺メディア”の極意」を読みました。

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「必ず結果が出る」ってなんか硬いですよね。いや、オレそんな本気じゃないし…楽しく書ければいいや…って思ってるのは私だけではないと思います。でも本書は本気です。ブログで生計を立てるためのノウハウが記載された本です。


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私も10年以上ブロガーをやっていますのでそれなりにノウハウは持っているつもりですが、それでも、いや、それだからこそプロブロガーとの「答え合わせ」は楽しいです。本書に掲載されているテクニックのうちいくいつかは私も経験的に会得したものもあり、「そうそう、そうなんだよね〜」と頷くこともあります。そして何割かは自分には当てはまらず、何割かは「へぇ〜そうなんだ!」と感心しました。

自分もプロブロガーに憧れた時期もありましたが、自分の場合はまず本業(昼の仕事)に全力投球し、その余力でブログをやっていこうという腹が、今は固まっています。でも本業以外の自分の可能性の感触を得ておくと、昼の仕事にも精神的な余裕が生まれます。


なお、本書の購入者にはPDF版のダウンロード権があります。
春になるとブログシステムを入れ替えたりサーバー移転したりバージョンアップがしたくなりますが、一方でこういった本を読んで自分の立ち位置を確認するのも有益だと思います。この本、高いな〜と読む前は思っていましたが、結果的には高くなかったです。値踏みしてスミマセンでした(笑

近々当ブログの様子が変わったら、本書のせいと思って間違いありません(笑


余談ですが、私のブログの横幅の基準(Livedoor Blog テンプレートをカスタマイズしてます)は、Yahoo!のトップページです。以前Yahoo!さんと一緒に仕事をした際に、彼らの「ユーザーに見てもらうための執念」にいたく感心したからです。

そうそう、本書、PDF版の販売もあります。紙版よりチョット安い1,200円です。



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