クマデジタル

迷ったら、高い方


音楽・映画・ドラマ

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BDが届いたので、見ました。
とにかく大画面用に作り込まれた映画なので、家のテレビでどう見え、聞こえるか楽しみ半分、不安半分でした。

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「ファンはこれを見たかったはず」という魔法少女たちの活躍シーンから始まりますが、もちろんそこは虚淵シナリオ。このあとストーリーは暗黒面に落ちてゆきます。


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前半の目玉はマミさんとほむほむの銃撃戦。スピード感と動きが素晴らしい名シーンです。時間を止める魔法を持つほむほむが放つ銃弾が放たれたそばから時間が止まってしまうので、弾道がすべて軌跡で描かれます。(その後、ほむほむが時間停止を解除すると止まっていた無数の銃弾が一斉に動き出すシーンも見せ場です。)


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このシーンはご近所迷惑なほどの圧倒的な銃音…のはずなのですが、我が家のTVのスピーカー(BOSE MediaMate II)ではまったく劇場の迫力を表現しきれず。これはスーパーウーファーが必要ですね…待ってろよ引っ越したらスーパーウーファー(我が家に死蔵されているBOSE 505WB)を繋いでやる…。


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画面の方も42inchでは迫力不足。これは最低でも60inch前後で見たいと思いました。とはいえ簡単に大画面など買えないので、テレビに近づいて見ることで対応(笑 でもそれだと近くの景色を見ることになる(人間の目が寄り目がちになって疲れる)ので、厳密は同じにならないんですよね…。


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そして限定生産版BDには特典として「トラウマを与える可能性がある」という「HOMURA 1st take version」の音声が入っています。これは音声切替の別トラックではなく、本編込みで別の1枚のディスクにするという気合いの入れよう。

その問題のほむらは…うん、トラウマかどうかはともかく、確かにこれはやり過ぎですね(笑 もしこれが採用されていたら、冒頭の眼鏡っ子ほむら、中盤の普通のほむら、そしてラストのこのほむらと3種類のほむらが見られたとだとは思いますが、とても声がエロくもあるので(笑 まぁ幅広く劇場公開するのは1st take版ではなくて良かったのでしょうね。






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mikaさんに某所で教えていただきまして…

自分は初音ミクなどのボーカロイドの曲ってほとんど聴かないし、聴いてもあまり感動しないんですが、これは刺さりました。


曲はBUMP OF CHICKEN (BOC)ですが、意表をつく初音ミクとのデュエットです。



刺さりすぎてアルバム買ってしまいました。

ただ、このアルバムには初音ミクとのコラボバージョンは収録されていません。そちらはiTunes Storeで販売されています。

生粋のBOCファンなのでしょう、初音ミクコラボバージョンには「これはないわ」というような評価も散見しますが、私はむしろ初音ミクコラボバージョンの方が好きです。

機械的な声(中身は人間の声ですが)と、生粋の人間の声の対比、そしてPVでは歌詞の内容に一見そぐわない初音ミクの振り付けとにこやかな表情。人間と機械の間に意図的にコントラストをつけているように思います。


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「お別れしたのはもっと 前のことだったような」という歌いだしで始まるこの曲。
「別れ」ではなく「お別れ」とすることで、どこかしら死の香りがします。
リリース時期が3.11に近かったのも、意図的なものを感じます。

3.11の前に製作されながらも、3.11後に聴くと意味が違って聞こえる曲(たとえば「放課後オーバーフロウ」)も多くの無念な魂に思いを馳せながら聴くとグッと来ますが、3.11後に製作された曲はやっぱり生まれからして根本的に破壊力が違います。

私はこのrayを聴いて、1回目は初音ミクとのコラボに目を奪われ、そして2回目に歌詞の中身を知り涙腺崩壊しました。

大切な人との別れ、そして復興に忙殺される中で、別れの意味すら満足に自分自身整理できていない。いくつかの常識は覆され、こうなるはずだったという未来は破壊された。しかし、変わってしまった未来を輝くものにして行こう、そしてその起点には君の犠牲があることを忘れないようにしよう。

ざっくり言うと、そんな風に読み取れる歌詞でした。

自分自身、直接の被災者の方々とは比べ物にならないほど軽微なものですが、自分がどちら向きに走っているか正常判断できないような意識の中で、生命について考えさせられることが立て続けにあったりしたので、共感するものがあったのかもしれません。

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見てきました。



再現性は高いのだろうと思います。違和感があるとすれば、ジョブズの「声」ですかね。あの声はキーノートスピーチで何度も聞いて脳裏に焼き付いている声なので、当初は違和感がありました。でもその違和感も冒頭だけです。

ただ、これ、誰に向けた映画なんでしょうか。これを見に行くような人は、当然知っているような内容で…でもこのお話を知らない人には、何が何だか分からなくて…「6809ではなくて68000」(注:当時のCPUの型番です)なんて、いったい何人が理解できるのでしょうか(笑

あの「伝記」をかいつまんで…本当にかいつまんで2時間に纏めた、但しiPod/iMac登場まで、という映画で、個人的には非常に退屈というか…これだけ途中で席を立つ人が多い映画も久しぶりに見ました。再現度は高いのだろうし、それなりにドラマチックな人生なんですけど、本の方の「伝記」は超えてないなぁと。

なまじ「半沢直樹」は小説版よりドラマ版の方が面白かったので、映画に期待しすぎたのかも知れません。一例を挙げれば、「一生、砂糖水を売るのか」のくだりは、後日談ではなくそのシーンそのものを映像化した方が盛り上がった気がします。




続けて、こっちの2回目も…。
やっぱ2回目だと印象違いますね。後半のほむほむの凶悪さとか。マミxほむの戦闘シーンは何度見てもいいなぁ。

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公開初日のレイトショーで見てきました。初回上映は0:00だったので、そこからさらに22時間後ですね。それでもロビーはすごい人の波。しかもそのほとんどが「まどか」の客だというね…(まどか専用入場列を設けたのでまどか客が一目瞭然…)

テレビ版や前作を見ないで楽しめるか?との問いに対しては「楽しめない」と断言できます。前作との対比となるシーンが随所に出てきますし、前作のファンに向けて仕込んでいるサービスや小ネタがいっぱいです。

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ところでこれ、iPhoneで撮ったんですが、手ぶれを検知して手ぶれしていない瞬間にシャッターを切るアプリで撮りました(Darkroomと言います)。もちろん、ずっと手ぶれしてると永遠にシャッターが切れないですが(笑

横浜ブルク13でのグッズ販売はほぼ完売(若干のムックと、さやかグッズが残っていたくらい)でしたが、限定版パンフは結構次から次へとバックヤードから出てきていました。2日目(10/27)でも充分買えそうな気もします。

ここから先の当記事は若干のネタバレを含みます。

【劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語 感想】の続きを読む

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ブルク13の2回目の上映(TH7、9:00-)で観てきました。着席率は目測で3割くらい。ジブリ映画の初日にしては少ない印象もありますが、それもそのはず。横浜みなとみらい地区の半径500mエリアだけでも、ブルク13が4スクリーン、109シネマズが3スクリーン、イオンシネマが1スクリーンの合計8スクリーンで上映されるので、お客さんも分散していたようです。昨年の「コクリコ坂から」は興味を示さなかったツマが今回のジブリは観たいということで、何年かぶりに二人で映画館です。


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戦争を否定するわけではなく、肯定するものでもなく、ただ単に一生懸命生きた一人のエンジニアの半生を描いた物語。主人公・二郎は零戦の設計者である堀越二郎氏をモデルにしている訳ですが、三菱内燃機製造(現在の三菱重工・名古屋航空宇宙システム製作所)という実際の企業名を出してまでのリアルな描写、そして二郎の夢想の世界での先輩技師ジャンニ・カプローニとの心の交流がシームレスに繋がって、夢と現実を行き来します。


nahoko

その二郎の夢の実現という縦軸に対して横軸として紡がれるのは、結核を患う少女であり後に二郎の妻になる菜穂子との出会いと別れですが、この「結核」という要素が小説版「風立ちぬ」からのモチーフ。小説版「風立ちぬ」自体は作者・堀辰雄氏とその婚約者である矢野綾子氏をベースにした物語なので、すなわち、この映画は「堀越二郎」「堀辰雄」「矢野綾子」の3人の人生をミックスしたような展開になっています。

にしても、特に冒険でもスペクタクルでもなく、ただ関東大震災から第二次大戦までを一生懸命に生きた会社員の姿を淡々と描くだけで映画になってしまうのですから凄い力量です。私自身は途中から涙があふれて止まらなかったとかいうことはなかったのですが(単に鈍いからだと思います)、後からじんわりくるタイプの映画でした。

終盤はやや駆け足であったという感想も聞きましたが、菜穂子が夫・二郎に対してとある理由で姿を見せなくなってしまうのと同時に、映画の観客からも姿を見せなくなってしまうのが駆け足に見える原因ではないかと思いました。しかし、菜穂子が姿を見せなくなった理由を知れば、映画のお客さんに対しても姿を見せない…という演出は、よくぞ女心を表現したものだなぁと感心しました。

モノラル音声というのも、時代表現にマッチしていたと思います。
ドキドキ、ハラハラはありません。が、またアニメの到達点は更新されたと思います。こういう作品が作られる日本のアニメってやっぱり凄い。

たぶん、ブルーレイは買うかな。
そうそう、庵野監督の声、良かったですよ。

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