クマデジタル

迷ったら、高い方


ガンプラ

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クローゼットで妙に箱が場所を食っているガンプラ「1/48 メガサイズモデル RX-78-2」を組み上げました。単純な素組みであればおそらく1時間もあれば組み上がりそうですが、ガンダムマーカーでスミ入れをしながら組み上げていたのでえらく時間がかかりました。途中からスミ入れを諦めてからのペースの上がり方がハンパなかったです。という訳で、腰とか右腕にスミが入っていないのは仕様です(ぇー

いや、後でスミ入れしようかと考えていなくもないですが、ちょっと心が折れちゃったんですよね。このキット、複雑化の一途を辿るガンプラに対するアンチテーゼというか、初心者の間口を広げるキットなんですね。その辺の商品の性格を理解しないで買ったものだから、コレジャナイ感がすごく強くなってしまって…。そう、自分が作りたいのはコレジャナイ、的意味で。

このモデルはお台場ガンダムのデザインがモチーフになっています。お台場モチーフと言えば今までは1/144 HGしかなかったので、1/48が出る!しかもスケールを生かした細部の作り込みがありそう!というので無条件で現物も見ずにAmazonで予約買いしてしまいました。この「無条件」というのが、コレジャナイ感のそもそもの原因なのですが…。




お台場の実機と比較するとこの通り、形状自体は確かに良く再現させられています。お台場の実機は「下から見上げる」ことに最適化されており、足下から見た際に上半身が貧相にならないように、すこし上半身を大きめに作ってあるそうです。その辺もこの2つを並べると多少解ると思います。また、5歳児とのサイズ比較からもこのキットの大きさがある程度解っていただけるかと思います。

このキットの残念な点と言えば筆頭はなんと言っても白パーツが白一色で成型されていたところ。白を白とグレーの2色成型にするのは簡単な組み上げと相反するのでこのキットの性格ではないのでしょうが、大スケール機での白パーツが2色であることの凄みをPGストライクガンダムで知ってしまったので、ついそれを期待してしまいましたね。もちろんプラモデルというのはそんな甘いものではないというのは承知しているのですが、最近のバンダイの期待を越えるサービス精神にすっかり甘えていたので、ガツンとやられた気分でした。自分で塗れって話なんでしょうけど、トップコートはともかく、色つきのスプレーは集合借家住まいでは塗りにくいですよ…。


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一方で、顔の鼻の部分の「^」×2や耳の部分のエアインテークの黒い部分が別パーツになっていて塗装不要だったり、目も単なる「色つき透明パーツ」ではなく「白パーツでの裏打ち」があって今までにない立体感を出しているところなど、「ガンダムは顔が命」という基本はキッチリ押さえています。組んじゃうと解りにくいんですが、胸のエアダクトの奥にもラジエター状のパーツが仕込まれているなどの細かさもあります。


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また、肩関節が前後に移動することで、ビームライフルを構えるポーズも取れます。ファーストの1/60スケールでは考えられないことですね。その一方でビームライフルを保持する手は差し替え式だったり、シールドを支える穴が腕に盛大に空いていたり、お尻側の腰アーマーが全く可動せず太ももが後ろに動かせなかったり、コクピットが開かなかったりします。


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外観上の膝、肘関節の丸い部分が、実動作上の関節になっていないのも驚きました。機構的には完全にダミーなんですね。膝の内部メカだけで理にかなっているとは思いますが、何とも複雑な気分。それとデカールが「水転写式」というのも唸らされたところ。他には単純なシール式のキットもあるというのに、これは初心者に迎合しているのか突き放しているのかよく解りません。

いや、これはきっと、現代の技術で作った初代1/60スケールなのかも知れません。そう考えると色々納得がいきます。まとめると、このキットの素組みで見栄えしない点は、以下の箇所だと思います。

(1)白が一色成型。
(2)肘関節内側や膝関節裏側のメカ露出部の「茶色」「銀色」がない部分。
(3)膝や肘関節の横側の丸い部分の奥が黒くなっていないところ。
(4)肩先端の「赤」「緑」ランプに色が付いていないところ。

この4箇所を塗ってやるだけで、まるでスケール感が別物に見えるはずです。いや、「塗ってやるだけ」って、それが大変なんですが…。パーツ分割されていないので、マスキングからそもそもね…。一応、肩の「赤」「緑」ランプだけ申し訳ない程度にマーカーで塗ってみましたが、リアルさを出す要の部分でもあるので、ホントはクリアで別パーツにしたいところですよね。

あとね、スミ入れが難しいです。このキット。ガンダムマーカーのスミ入れペンって所詮は油性ペンなのであまり広いところは綺麗に塗れないのですが、ガンダムマーカーの太さに対してモールド溝が太すぎる箇所があり、綺麗にスミ入れできません。ビッグスケールならではの悩みですが。

それともう1つ、もちろんこのキットも接着剤レスで組み立てられるのですが、やはりビックスケールゆえ、パーツの合わせにどうしても微妙な隙間が空いてしまう場合があります。具体的には脚のすね(弁慶の泣き所)や腕全般が目立つところなので、ここは素直に液体接着剤で接着してしまった方が見栄えがよいでしょう。

これだけの大キットでありながら、ポリキャップの余剰がゼロというのは驚きでした。ふつう、いくつかはスペアというか、成型上の合理化からか余剰が出るものですが、これはキッチリ使い切り。もし余ったと言うことであれば、付け忘れ箇所ありますよ(笑


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というわけで、いっそ子供に譲ってしまってオモチャとしてガシガシ遊んでもらおうかな、と、オモチャ置き場に一瞬置いてみたのですが、なんかその光景を見て申し訳ないような気持ちになり、そっと元の箱に戻し、さて、これからどうしたものやら、と思案に暮れているところです。スミ入れを完遂するか、腹をくくって白の二色塗装に挑戦するか…。残った積みプラの量からすると、「放置される」という選択肢が一番可能性が高そうですが…。

Amazonでの評価はすごく高いので、たぶん私の期待とは違うものなだけだったんだと思います。

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メガサイズモデル 1/48 RX-78-2 ガンダム (機動戦士ガンダム)
メガサイズモデル 1/48 MS-06S シャア・アズナブル専用 ザクII (機動戦士ガンダム)
(Amazon)




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ランナーからの部品の切り離しは、ニッパーが不要な「タッチゲート」方式。本当にニッパーが不要なので驚いた。バンダイの成型技術恐るべし…。


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首を振ると耳が動くギミックも入っているのだが、8歳の上の子でギリギリ自力ではできないくらい、5歳の下の子で完全手に負えないレベル。但し、パパが作れば5分かからず、という難易度。8歳でジオラマ作ってしまうのは彼我の差を感じずにはいられない。(もっとも、8歳の子にザクの魅力が伝わるとも思えない。あれは社会に出て組織の底辺を経験した者だけがわかり合えるはず…)



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再び出張で宇都宮に行ったので、utanさんに連れてって貰って「来らっせ」で前回食べ逃したメニューを食べてきました。

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これが前回食べ逃した「めんめん」の「ゆで餃子おろしポン酢がけ」。早速リベンジ。うん、さっぱりしていて美味。

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「龍門」の「キムチ餃子」。私キムチ好きなので、これも美味しく感じました。それほどキムチは濃い感じではないですが、醤油を付けないでこのまま頂くと何とも甘辛くて。


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しかし今回のとどめは「幸楽」のシンプルな「焼餃子」。どノーマルの焼き餃子で、1皿240円と格安。。これが美味い!野菜たっぷり系の餃子なんですが、野菜のいい味が閉じ込められててしつこくない。あまりにも気に入ったので、お土産に冷凍を買ってきました(笑

さて、ひととおり満腹になったところで、utanさんがおもむろにナップザックの中からタッパーを取り出しました。ナニゴトかとみていると…

どーん!

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ナップザックからザクが!と言いたくもなりますが!
コンテストで優秀賞を取ったザクですよこれ!
いやぁ実物を拝めるとは!

こういった表彰もののキットって、作った人か展示した人でもなければ、なかなか手に取ることはできないですよね。

これ、1/144なんですよ。すなわち全高約13cm。とても1/144には見えない巨大感です。ディテールを造り込むとこうなるんですねぇ…。


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宇都宮のショップのコンテストらしいんですが、いや、この完成度、宇都宮レベルではなく、全国レベルだと思いますよ…。


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このキットを前にして作り方について色々教えてもらいました。そして解ったのは、こういったキットを作るには、(1)どうすればいいかを知っている (2)相応の道具を持っている の2つが必要だということ。

「どうすればいいか」というのは、たとえばここを切り離して別パーツにするとこう見えるとか、市販のディテールアップパーツにはこんなのが売っててこう使うとこう見えるとか、その取り付け方法はこうとか、「そもそもその造形はどうするの?」という話です。

そしてもう1つは道具。スジ彫りにしたってこういったタガネを使っているわけです。高価いですよね。これならもう少し安いとさっきtwitterで教えてもらいましたが、スジ彫りにこれだけのコストをかけられるからこそ、大量の安定したスジ彫りが可能なわけです。「プラモ狂四郎」の時代の教えのまま、カッターで彫っていてはダメだと言うことなんですね。

なるほどねぇ。
色々考えさせられました。
ありがとうございました>utan1985さん。


RGはモデラーの間で「することがない」と言われているらしい(笑)

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40th ANNIVERSARY CUP GUNPLA & CUP NOODLE

スーパーで見かけたので、買ってきました。4種類あるんですが、カップヌードルオリジナルカラーのRX-78だけ。780円。


40th ANNIVERSARY CUP GUNPLA & CUP NOODLE

手前が食べられるカップヌードル、奥がガンプラです。


40th ANNIVERSARY CUP GUNPLA & CUP NOODLE

ラベルの能書きオカシイですw


40th ANNIVERSARY CUP GUNPLA & CUP NOODLE

こんな風に入っています。


40th ANNIVERSARY CUP GUNPLA & CUP NOODLE

全パーツ。スケールは1/200なので、こんなものでしょう。


40th ANNIVERSARY CUP GUNPLA & CUP NOODLE

素組みは10分で完成。ただ、太ももの内側とか、上腕の内側が肉抜き状になっているのはいただけませんね…。


40th ANNIVERSARY CUP GUNPLA & CUP NOODLE

塗装まで行う根気はなかったので、スミ入れとデカール貼りだけ。この工程で40分かかってしまいました(;´Д`) そうか、いつもガンプラはここで時間を取っているのか…

カップのフタは裏返して展示スタンドにできますが、特に固定用のダボ等があるわけではないので、あの面白いラベルを見せるように、これは表裏を逆にした方が良さそうですね。


40th ANNIVERSARY CUP GUNPLA & CUP NOODLE

収納時も綺麗に収まります。
でもこれ、780円(ヌードル除くと650円くらい?)は高いような…(;´Д`)


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実家に帰ってました。
子供達がイトコ同士で遊び始めたので、VF-25メサイアを作る時間ができました。

このモデルもなかなか完成に至らないですが、ガンダムと違って航空機モチーフなので、とにかくスミ入れに時間がとられます。

時間がとられる順番としては、

(1)スミ入れ
(2)組み立て
(3)デカール貼り付け
(4)可動方法の理解
(5)部品捜索、切り離し、仕上げ

といったところでしょうか。


VF-25 Messiah

スミ入れ箇所パネェ…。

スミ入れは「ガンダムマーカー スミ入れ 筆ペン」を使っています。
GUNDAM MARKER GM20 スミ入れ ふでペン ブラック(Amazon)
スミ入れの余分な箇所の拭き上げはメラミンスポンジがいいという話も聞いたことがあるのですが、個人的には総合的な使いが手では普通にティッシュがいいですね。


VF-25 Messiah

今日はこれくらいにしておくか… あとどれくらいで完成しますかね(;´Д`)

変形機構を確認していて気がついたのですが、股関節のフロント部のフタ(部品番号A15)がバトロイド形態にすると自動的に閉まるはずなのですが、閉まりません。それどころか股関節がバトロイド形態になりにくいです。


VF-25 Messiah

原因を確認したところ、上図の赤丸部分が変形時に引っかかります。


VF-25 Messiah

仕方がないので面取りしましたが、外観に見えてきてしまう部分なので、ちょっと残念でしたね。まぁ3年前の発売当初のファーストロットの個体なので、こういうこともあるかも知れません。



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