クマデジタル

迷ったら、高い方


デジタル家電

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DVD-RAMに録画した昔のファミリービデオをFCP Xで編集したいなぁ…と思ったんですが、どうも普通のやり方では読み込めないっぽい。

フリーの動画変換ソフトを使う手もあるんでしょうけど、マルウエアとか怖いので、できるだけ素性の分かっているソフトでやろうと、手元にあった「Apple Compressor」でやってみました。(なお、テレビを録画した、プロテクトがかかっている映像は取り込めません。)

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1.DVD-RAMディスクの内容をFinderでMacのHDDにコピー。
  いくつかコピーできない旨のエラーが出ても無視。
2.コピーしたファイルの中の、DVD_RTAVフォルダの中にある VR_MOVIE.VRO ファイルを、VR_MOVIE.mpg に名前を変える。
3.Compressorに読み込ませる。Compressorに読み込ませた瞬間は、しばらくフリーズしたようなレインボーカーソルになるので待つ。4GBの元ファイルでCore i7/3.4GHzのiMacで数分。
4.「バッチを開始する」をクリックし、好きなコーディック(Apple ProRes 422とか)に変換する。これも所要数分。
5.変換したファイルはFCPで読めるようになる。

実はこの後、音声と映像の微妙なズレを修正しなければならないのですが、それはまた後ほど。




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SHARPの電卓を買いました。

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SHARPの電卓を買うのは30年以上ぶり。前回買ったのは…


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これ(1985年)。ちょっと電卓とは違うか…。


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まぁポケコンはいいとして、新しい電卓。実は会社で金勘定をするようになってしまい、左手でエクセル、右手で電卓というようなシチュエーションが増えてしまいました。Canonの関数電卓を使ってはいるんですが、いかんせんゴム足がないので机上で滑る滑る。とても片手では計算できません。試しに市販のゴム足を付けてみたんですが、高さが高くなってしまい使いにくくなってしまいました。あまりゴム足に凝るとそれだけで電卓1台買えてしまうので、経理部門の人たちが使っているようなそこそこの大きさの電卓を1台買ってみました。SHARP EL-VN82です。

SHARPの電卓50周年記念モデルなんだそうで。ちょっとまてよ、前述のポケコンが30年前ということは、SHARPの電卓の起源からポケコンまでの時間より、ポケコンから今までの時間の方が長いってこと…?(困惑


今回SHARPかCASIOかCanonかは拘りがなく、選定基準は「ゴム足」「ロールオーバーキー(早打ち)」「1キーの下に0がある」「安い」ってところですかね。そうなると実は選択肢はあまりありません。本機は実売1,800円ながらスペックてんこ盛りで、本格実務電卓(5千円〜)と比べて足りないのは、2色成形キー(すり減っても文字が消えない)くらいのものです。これはお買い得。


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液晶とキーボードの間の側面にある小さなくぼみが、持ったときにちょうど指の引っかかりになりいい感じ。先日母が購入したソニーのラジオもそうですが、こういう風にちょっとした形状ですごく使いやすくなる工夫って嬉しくなります。


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液晶はチルト式で、使わないときはフラットにできます。本体側がアルミパネルで液晶側がアクリルパネルなので、光の当たり方で同じ色に見えたり、全く違う色に見えたりと、表情豊かです。電卓に表情なんて要るのかよ、という問題はあるにしても。


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キーは唯一のコストカット部分で、普通の印字キーです。でも早打ちに対応していたり、サイレント構造だったりと、中身は充実しています。キータッチもいいです。

早速実戦投入していますが、いやぁ使い易いですね。片手で安定して使えます。関数電卓の方がいろいろできますけど、予算とか予算とか予算をやるときにはこれで充分というか、これがいい感じ。ガチ経理の人は5千円〜1万円クラスのを使ってるんですけど、私のような似非経理には十二分ですね。

  

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DIGA BRG2020 (HDD 2TB, 6チューナー)のHDDを整理するべく、今までBD-R/RWディスクに落としていたんですが、そうすると今度は見たいときにディスクを探してくるのが面倒になってしまって、「普段は見ないけど、たまに必ず見る、しかも容量が大きい(全話録ってある)」番組をDIGA 内蔵HDDから待避すべく、外付けのUSB HDDを買ってみました。普通のUSB HDDとUSB SeeQVault HDDとがありますが、ここはほんのちょっとだけ迷ってSeeQVaultタイプを選択。メーカーは売れ筋から選んでBuffalo、価格は1TB/2TB/3TBで千円程度しか差がなく(!!)4TBになると6千円ほど高くなるので、圧倒的に容量単価が安い3TB(HDV-SQ3.0U3/VC)を選びました。


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SeeQVault対応のHDDを使うと、本体を買い換えてもHDDはそのまま流用することができるのです。通常のUSB HDDだと、暗号化のためにレコーダーやテレビ本体と1対1で紐付ける必要があり、同じ機種でも録画済みのUSB HDDを使い回すことはできません。レコーダー本体のメイン基板交換になるような修理をした場合も同様です。但しSeeQVault HDDにも欠点があって、「直接録画」ができないことと、「ダビング10」録画ができないことです。一旦はDIGA内蔵HDDに録画して、そこから「1回録画可能」番組としてダビングすることができます。ある意味「巨大な容量のBD-RW」と言ってもいいでしょう。

SeeQVault HDDの登場以前に、類似のことができるHDDに日立マクセルの「iV (iVDR)」というのがありましたが、あれはダビング10番組をそのまま録画できる一方、DIGAには繋がらないので…残念。

ちなみにSeeQVaultのメーカーをまたいた互換性の話は、昨年4月に話し合いがあったばかりで、まだまだです。


07のコピー

Buffaloだとベアドライブはどこだろう?と気になるところで開封直後に殻割りに挑戦してみましたが(ぉ、もう少しのところで開かず、隙間から見えた文字は"TOSHIBA”。とはいえそんなことしなくても、Mac用のアプリ"DriveEX"で普通にHDDインスペクタが表示できました…。昔はUSB経由だとインスペクタ取得できないような気がしたんですが、DriveEX、やるなぁ。という訳で内蔵ドライブは、DT01ABA300V、オーディオビデオ記録用で、ウェスタンデジタル車から購入した設備を使って生産しているそうです。

あとCP+で東芝の人に聞いたのですが、SeeQVault用の暗号化チップは、東芝しか作ってないっぽいですね。つまりSeeQVault HDDは、中のドライブはほぼ全数東芝製と。(本当かなぁ。)


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USB端子と電源端子は少し引っ込んでいて、壁寄せ設置もしやすくなっています。USBケーブルは長めの2.0m近いものが附属。あまり知られていないかもしれませんがUSB 3.0は2.4GHz Wi-Fiと干渉するので、少しでも無線LANを使う機器(DIGA BRG2020は無線LAN内蔵)とは離して設置した方が良いです。


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さて使い勝手ですが、これはまさに「巨大なDVD-RWディスク」そのもので、サムネールが出ないところや、並び替えができないところ、「まとめ番組」が作成できない(フォルダにまとめられない)ところまで同じです。容量が3TBあると数百番組は録画できてしまうかと思うのですが、それがフォルダにまとめられなかったり、並び替えができないというのは致命的な気がします。

SeeQVaultが発表されたときには喜びましたが、まさかこんな使い勝手になってるとはねぇ…どこ向いて開発してるんだか…。SeeQVaultの規格がダメなのか、Panasonicの実装にやる気がないのかは不明ですが、家庭用レコーダーを少しでも延命しようと思ったら、ビデオオンデマンドサービスの使い勝手を下回ったらダメだと思うんですけどねぇ。


 

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下の子がテレビやゲームばかりしてあまり勉強しないので、どうしても勉強させたいときはツマがテレビやDIGAのリモコンを隠してしまったりします。隠し場所は色々なのですが、下の子も色々知恵が働くので隠し場所がどんどんエスカレート。ついには私までどこにリモコンが隠してあるか分からない事態に。

特に私が夜遅く帰宅したときにリモコンが隠されたままだともう最悪で、この間なんかどうしてもDIGAを使いたくて、寝たツマを起こしてリモコンを出して貰いました。申し訳なし。

そんな事態の対策として、自分専用のDIGAリモコンを購入しました。パナソニック純正で、値段は1,500円ほど。


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但しDIGAに附属しているものそのものではなく、「かんたんリモコン」と呼ばれる簡易版です。とはいえこれ1つでDIGAもテレビも操作できるので、大抵の用は足ります。


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わずか1,500円で買える純正リモコンでありながら、きちんと個装箱に入っていて、乾電池まで附属するという良心ぶり。パナソニック恐るべし。


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しかも期待していなかったテンキーまでスライド扉の中についていました。いや、ここまでいらないって(歓喜)。


しかしですね、電池を装填するときに気がつきました。

電池、液漏れしてる…。


パナソニック製品を買って電池が液漏れしているのは初めてです。あまり売れない製品でしょうから倉庫での保管時間が長く、しかも保管状態が宜しくなかったんだろうなぁ。ちなみにヨドバシドットコムです。

まさかこんなものまで、初期不良品を「引く」とはねぇ。

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WF-1000Xを電車で使ってみたので感想を書きます。

ノイズキャンセリング(NC)の効果ですが、これはかなり薄いですね。もちろん効いてはいるのですが、オーバーヘッド型のNCと比較すると本当にマイルドな効き方。特に低音側のゴーという音に対してのNC効果が高く、音量控えめでも聞こえが良くなります。但し単体WalkmanのNC機能と比較すると効果が少なめのような気がします。もっともカナル型ゆえ、元々それなりの遮音性はあります。



往復80分ほど電車で使ってみて、この音質はどこかで聴いたことがある…と思ったら思い出しました。往年のソニーのスピーカー、ラ・ボーチェ SS-A5に似ている気がします。なので、ボーカルとかボサノバを聴かせると大はまり。逆にドンシャリ調ポップスは迫力不足になります。

音途切れですが、相変わらず右側(子機側)だけよく発生します。音途切れは2回ペアで発生することが多く、1回の時間はコンマ数秒程度。電車内よりも駅で発生することが多く、iPhoneを操作するとよく発生するような気がします。発生回数は80分で10回程度でした。はっきり言えば欠陥商品レベルだと思います。ケーブルフリーの気楽さで許せてはいますが、今日時点での最新ファームウエアでこれでは、返品する人もいるでしょうね。もう一段階改善が必要だと思います。

ちなみにこのイヤホン、歩行時に使用すると歩行の振動から来る「ビヨンビヨン」という内耳の音がとても酷いです。重量が重いから仕方ないのでしょうが、ちょっと歩行時に使うのも実用的ではないですね。




あと宜しくないのが充電機能付きケースの重量バランス。フタ部分はそんなに重くないと思うのですが、机上でフタを開けた状態で置こうとするとすぐ転倒してしまいます。もうちょっと本体側は重くても良かったのでは。




この謎の突起は「フィッティングサポーター」と呼ばれ、てっきり耳のどこかに引っかかって落下を防止する機能があるのかと思ったのですが、引っかかるのではなくイヤホンが前後方向に傾くのを防止することで結果的に落下しにくくする効果があるようです。まぁ落下防止に効果があることには違いないですが。

なおフィッティングサポーターはサイズがMとLの2種類附属しており、自分の耳に合う方に付け替えます。合う方って、自分の耳に突っ込んだいるところを客観的に見られるわけじゃないしどうすれば…と困るかと思いきや、Lサイズの方を装着したところ明らかに異物感がひどかったので(笑、違和感のない範囲で大きい方を付ければ良いと思います。ちなみにこれ、ぷにぷにした柔らかい素材でできています。

最後にスマホアプリについて。専用アプリを使うと音質の調整ができますが、CLEAR BASSとイコライザの組み合わせ設定がプリセットしかなく、自分では自由に設定することができません。しかもプリセットがいずれも子供っぽい設定ばかりで、使いたいと思う設定は1つもありませんでした。

そんな訳でこの製品、やはり使い込んでもそんなに人にお勧めしたくはなりませんでした。全方位でもう少し完成度が高いと良かったですね。

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