報道で「厳粛な」という表現がありましたが、確かにそうでしたね。
発表の瞬間は仕事の手を止め、首相官邸からのストリーミングに見入ってしまいました。


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一生のうちに何度もあるものではないですからね。
日本中の注目していた人たちが、固唾をのんでこの瞬間を見守っているかと思うとゾクゾクしました。こうやって全国の人がメディアを通じて心を一つにして発表を待つ、というのはいいですね。

ちょっと前からポーカーフェイスを貫いてきた管官房長官でしたが、昨日の記者会見で「どのようなスタイルで発表するのか」との記者の問いに対して、平成のときの小渕官房長官のスタイルを参考にしたいと仰っていましたが、顔が笑っていて嬉しそうでしたねぇ。この発表の瞬間の映像は後世に渡って使われ続けますからね。

あと発表の瞬間の記者の撮影タイムで、ストロボが一切焚かれなかったのも意外でした。光過敏性てんかん防止だとは思いますが、カメラの高感度特性の進化があったからこそできた配慮でしょう。

一方で、官邸近傍では漏洩防止に携帯電話電波のジャミングも行われたようですね。なかなかのハイテク情報戦です。

天皇陛下が昨年末の誕生日に際して「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、心から安堵しています」と仰っていましたが、確かに過去の歴史で戦争のない時代というのはむしろレアケースなんですね。新しい時代も戦争がなく希望の持てる時代になりますように。まるで自分の子供が生まれたときのような、未来に対する期待にあふれた気持ちになりました。