母の「らくらくホン」F-01Gが購入から2年9ヶ月で壊れました。その前の機種は9年持ったので、ずいぶん短寿命です。ハズレ個体だったか…。

症状は「時々圏外になる」というもの。
いや、逆ですね。「時々しかアンテナが立たない」です。
ドコモのサポートにはSIMカード側が原因の可能性も示唆されましたが、窓口で診てもらったところ本体側がダメだそうです。

IMG_1827

ドコモショップには高齢の母が1人で行ったのですが、高齢者が一人で行くといいカモですよね。勝手に色々契約変えられて、iPadまで契約させられちゃうとかよく聞く話ですよね。

ただ今回は「修理依頼」なので、大丈夫かと思っていたんですよ。
修理依頼ですから、普通の。

そしたら見事にやられました。

・修理ではなく、買い換えを勧められる。
・料金プランを勝手に変えられる。
・ケータイ補償サービスに勝手に加入させられる。


しかも料金プランなんか、ネットで確認したところ(母のdocomo IDは私が管理している)、当初1ヶ月だけ「カケホーダイ」で契約させられて、翌月から「カケホーダイライト」に契約変更予約が入っているという凝り方。いままでもう新規では契約できない最安の「プランSS(980円で月額1,000円分!の通話権つき)」だったのに、勝手に変えられてしまったわけです。もちろん母は同意したわけですけど、高齢者相手ですからね。

殺る気満々で母が行ったドコモショップにTEL。最初からテンション高くすると相手も警戒するので、最初は腰を低くして尋ねます。

「先ほどF-01Gの修理で伺った高齢の女性の息子ですけど、なになされてるんですか?」

…いかん、これでは敵意むき出しだ。
まぁいいや、相手の説明を聞こう。

・修理ではなく、買い換えを勧められる。
→修理は最大7万円ほどかかるケースがあり(水没判定されたときか)、後述の方法での買い換えはリーズナブルと考えることもできる。まぁ7万はせず、せいぜい1.5万だと思いますが。

・料金プランを勝手に変えられる。
→新らくらくホン(フィーチャーホン)F-02Jは、本体価格4万円+契約事務手数料3千円ほどだが、「カケホーダイ」契約者には5千円の値引きをしている。「カケホーダイ」にすることで月額千円ほど上がるが、1ヶ月限定であるならば「カケホーダイ」に入った方が4千円ほど得である。
→また、毎月の月々割は「カケホーダイ」「カケホーダイライト」でないと適用されない。音声通話の使用状況から「カケホーダイライト」で充分だと判断したので、当初の5,000割引をゲットしたら「ライト」になるように契約変更予約をした。毎月300円ほど高くなるが、月々サポートが毎月-891円入るので、トータルでは-500円となりオトクである。(2年後からは損するが、それでも4年目過ぎまではこうした方が安いし、2年後のフィーチャーホンの料金プランなんて分からない。)

・ケータイ補償サービスに勝手に加入させられる。
→これは母の好き好きですから私は異論はありません。私もApple Careに入るくらいですし。

となり、ドコモショップの陰謀でも何でもなく、ドコモ本社から与えられた条件の中でドコモショップなりに客のベネフィットを最大限に考えた結果と言えると思います。ドコモショップ、けんか腰で食らいついてすみませんでした。

まぁ田舎のショップなので、店員側もすぐ素性がバレてしまうので、ドコモの看板をしょっていても「あくどい」ことをすると暮らしていけなくなりますからね。田舎怖いぞ。