昨年の11月頃の話ですが、愛車の車載器をIBAサービスに紐付けしたので、箱根ターンパイクでETCっぽい通過をしてみました。

箱根ターンパイクはJH管轄ではないので、ETCシステムが使えません。その代わり用意されているのが、現在は駐車場の「タイムズ」配下となった「IBAサービス」です。IBAサービスはDSRC(=ETC2.0)のアプリケーションの1つと考えて良さそうです。当初は三菱商事とかが噛んでいたようですが、今や完全にタイムズ配下。経営主が代わってもうひと盛り上がりはあるのでしょうか。

興味深いのが、IBAサービスはETCカード経由で決済をしているのではないと言うこと。どうもIBAと紐付けられているのは車載器のようで、ということはETCカードを装着していなくてもゲートを通過できる?(まだ試していません)


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箱根ターンパイクの料金所(上り)。矢印の先に小さな青いパトランプがありますが、IBAシステム紐付け済みのETC車載器で近づくと青いパトランプが回るとともに、割とけたたましい音が鳴ります。幹線高速道路のようにたくさんのレーンがあるといいのですが、箱根ターンパイクは料金所が1〜2車線しかなく、しかもその前は「フォーク並び」になっているので、渋滞時にスーッと抜けられるというメリットはないようです。

自分以外にこのシステムを使っているクルマを見たことがないのですが、料金所のおじさんは分かっていらっしゃるようで、青ランプ点灯に驚くことなく通してくれました。

そういえば代金のクレジットカード請求時の費目は、「MAZDAターンパイク」のままでした。マツダがネーミングライツを手放してからもう半年以上経つのになぁ(笑。