珍しくツマ共々興味を持った、藤原新也写真展『沖ノ島 神宿る海の正倉院』を日本橋タカシマヤで観てきました。

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詳しい解説はデジカメWatchさんのレポートに丸投げ(ぉ


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ここたび世界遺産になった「沖ノ島」、女人禁制という世界的にはデリケートな制度を、世界遺産登録と同時に「男女とも上陸禁止」という斜め上の方法で回避しました。もう自らの肉眼で見ることのできない世界を、大判プリントで追体験することができます。

なお本展は写真撮影OK。藤原氏はTwitterなどで個人のちょっとした想いですら世界に拡散されてしまう世の中で、沖ノ島のように千年以上も神秘さを守ってきた空間を感じることで、自分の中の決して他人にひけらかさない部分について考えて欲しいというスタンス。


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FUJIFILM GFX 50Sで撮影されたカットを3枚繋いだもの。後述しますがGFX 50S使用のカットは、おそらく現在ここでしか見られないはずです。

1,600年前からそのまま埋めてある訳でもなくただ置いてある土器のカットもあり、衝撃を受けました。

展示されているプリントはすべてマット調でしたが、個人的にはこの島の湿っぽさを表現するには光沢紙の方が向いているように感じました。というのも、物販コーナーにあった光沢バージョンの額装品が、これまた展示とは全然違う出来だったのです。


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写真集も買ってきました。
ただあとで気がついたのですが、この写真集自体は2013年に刊行されたもので、その後GFX 50S(2017年発売)で撮影されたカットが掲載されていません。ここだけ残念です。


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写真家のみならず作家でもある藤原新也氏ですから、写真集と言えども読ませます。一般的な写真集とは一線を画す部分。

会場は結構混んでいましたが、なかなかいい写真展でした。自分、意外と、廃墟系好きかも知れない…。