セダン265万円、ハッチバック280万円。ずいぶん立派になってしまって…
いっそCIVICではない名前にした方が良かったのではないか。

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ホンダ特有の「大きいホイールアーチに、小さいタイヤ」というデザインはそこそこなりを潜めてきた。概してホイール周辺の隙間は、輸入車やマツダ、日産ほどカッコ良くはない。
でも伸びやかなスタイリングは、かなり好み。後ろに向かって上がって行くショルダーラインと、それと平行に走るドア下部のプレスラインがそこはかとなく同社のNSXを連想させる。ボンネットの左右端が中央部より盛り上がってるのもいい。後出のハッチバックより、実用車であるはずのセダンの方がパーソナル感・スペシャリティ感が強いのは最近のデザインの傾向か。


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こちらはUKで生産されて、カウント上「輸入車」の扱いになるハッチバック。
意外にもトランク容量は全長が長いセダンの方が大容量だが、後席の居住性や後ろからの日射に関してはこちらの方が良さそう。そして世界初となる、「横引き機構」のトノカバーが標準装備。リアシートを倒して容量を稼ぐような場合でもトノカバーをどこかに撤去する必要がない。この「左右両開き冷蔵庫」的な発想はUK生産でありながらも日本の設計らしいところ。

メーカーサイトでインテリアを見てみると、未来的造形に対して樹脂パネルのシボ模様が旧世紀的。欧州車のようなサラサラとしたマットブラックならなぁ。


2016 CIVIC

写真は大陸で見かけたCIVIC。細部こそ違えど、街では概ねこういう風に見えるのか。


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社会人になって最初に買ったクルマはシビックだった。
いま当時の情報を見返したら、買ったグレード(フェリオ・VTi)はなんと130万円だった。そこからABS、たくさんのエアバッグ、ホンダセンシング、アルミホイール、ターボ、電動パーキングブレーキ、EPS、消費税…等々足していくと、265万円は魔法でも何でもなく、それだけカネのかかっているクルマということになる。


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ジョディー・フォスターですね。「フェリオ!」

シビックで始まった会社員生活を、シビックで締めくくるのも悪くないかなぁと少し思った。