「ハマラジ」といえば「FMヨコハマ」が改名しようとして失敗した黒歴史ですが、ここで話題にするのは「AMはこらじ」です。イーケイジャパン社のエレキットシリーズの1つで、ごく簡単なラジオキットです。イーケイジャパンって何?嘉穂無線じゃないの?と思いましたが、1994年に嘉穂無線からエレキット部門が独立したんですね。Webサイトとか見ると私が小学生の頃からあった「アボイダー」とかいまだ3型にバージョンアップして継続販売中とか懐かしいですね。



エレキットで印象深いのはオーディオコンポであるELCOMPOシリーズでしたねぇ。当時の私の小遣いの数ヶ月分を持ってしても、1ユニットしか買えないという…コンポ化なんて夢のまた夢でしたけど。ELCOMPOの前にベーシックな電子工作キットであるブルーケースシリーズというのがあって、そちらの方が主流でしたね。

さて話を元に戻すと、小学校の夏休みの工作として「キットを使う」というのはウチのムスコの小学校では許容されていまして、キットなんてそんなの工作って言えるのかよ!という思いは抱きつつも、現在の完成度の高い玩具市場を見ると、完全自作の工作にどこまでモチベーションを保てるのかという問題はあろうかと思います。かくいう我が家でも、ムスコのリクエストで「AMはこらじ」を夏休みの工作素材に選びました。

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AMラジオキットとは言っても、AMラジオの主要回路部分は6石とかじゃなくてすっかりIC化されていて、ICはもちろん、半田付け難易度の高いバリコンやAMバーアンテナは既に基板に半田付け済みという甘やかし仕様。しかも驚いたことに、残ったケミコンやセラコン、抵抗にしても半田付け不要でソケットに差し込むだけという、どこまで甘やかせば気が済むんだぁ!と叫びたくなる仕様。

特に電気工作が得意ではない小5のムスコでも1時間もあれば完成してしまうキットなんですが、この製品のキモは箱のデザインにあるようです。用意されているのはただの白箱なので、これにどのようなデザインを施してラジオを成立させるのか、というのが腕の見せ所になるようです。うーん、ラジオキットと言うから音を出すこと自体が目的かと思っていましたが、まさか箱のデザインがメインのキットとは、予想の斜め上でした。