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一部クラスタで阿鼻叫喚となったEye-fi Pro X2のサーバーが運用終了の件だが、では代替手段はどうするのかと本格的に検討してみた。選択肢は以下の5つ。

1. カメラ内蔵のWi-Fiを使う。
秋に出るであろうEOS 5D Mark IVはおそらくWi-Fi内蔵になるのだろうが、どうもEOSのWi-Fi接続はパソコン側でアプリを起動して取りに行く必要がある「プル型」のようだ。「半プル型」とでも言うべきか。できればカード側から勝手に転送される「プッシュ型」がいいのだが…。

2. TOSHIBA FlashAirを買う。
これもプル型。WebDAVサーバーがカードに内蔵されているらしい。プル型ゆえ却下。

3. Eyefi mobiカードを買う。
基本的にはPush型のはずなのだが、PC側のWi-Fiを都度切り替える必要があるので不完全なPush型。微妙。転送中はパソコンでネットが使えない。

4. Eyefi mobi PROカードを買う。
自宅のWi-Fiルータに接続可能なので、パソコンさえ立ち上がっていればPCに自動転送されたり、転送中もPCでネットが使える点はいい。年間5千円かかるクラウドサービスはPC転送時は必須ではない模様。パソコンと非同期で通信できるEye-Fi Pro X2ほどではないが、かなりプッシュ型に近い。

5. Eye-Fi Pro X2のダイレクト接続モードを使う
実はEye-Fi Pro X2はサーバーサービス終了前に設定しておくことで、ダイレクト接続モードを使い続けることができる。しかし何らかの事情(何となく調子が悪いなど)で必要になった場合でも再設定は行えずにそれまでとなる。ダイレクト接続モード時の使い勝手はEyefi mobiと同じはずなので、これでよければわざわざEyefi mobiカードを買う必要はない。


こう並べてみると、一番コストがかかるEyfi mobi PROがいいなぁ…ということになるのだが、残念なことに現在Eye-fi製品群は販売終了していたり、価格が高騰していたりする。このまま新製品が出なければEyefi社終了ということになるが、フォトキナの前に新製品が出るのだろうか。


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