地元でしか流通していない七味唐辛子。以前はHOT SPARのレジ前で販売されていたが、潰れたのでデイリーヤマザキのレジ前で売っている。

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お店で売る前はお婆さんが行商で各家庭に売りに来ていた。少なくとも2人のお婆さんが売りに来ていたようなのだが、しまいには片方のお婆さんが(もう1人のお婆さんは)「死んだ」(だからこっちで買って欲しい)とか言い出して、その後ひょっこり死んだはずの方のお婆さんが行商しに来たときは笑った。

柑橘風味の強い七味唐辛子で、「辛そうで辛くないちょっと辛い」系のハシリだ。塩味の薄い白菜の塩漬けにこれと醤油をかけるのが子供の頃の思い出の味。味噌汁、うどん、なんにでも入れていたが、「出汁」系調味料の発達と共に消費量が減っている。この1袋があれば数年は持つ状態。母が作る海藻寒天にもよくかけられていたが、私は海藻寒天自体が嫌いだった。(→どうも海藻寒天はチバラキ県特有のものっぽいですね。)

「死んだ」発言から25年くらい経っているので、もうどちらのお婆さんもおそらく亡くなっているんじゃないかと思うが、今でも七味が売られていると言うことは、製法だけは誰かが継いだのだろう。

ちなみの私の両親はこれを「なないろ」と呼んでいた。私もこれが「七味唐辛子」と呼称すると知ったのは大学に入って下宿してからだ。