実家の母のケータイを、2006年型のらくらくホンから、「らくらくホン ベーシック4(F-01G)」に機種変した。併せて、「つながりホットサポート」を契約した。

「つながりホットサポート」というのは、

ケータイやスマートフォンの利用状況(歩数計の歩数や電池残量など)や自身の体調情報をあらかじめ指定した「つながりメンバー」へお伝えできるサービスです。たとえば離れたご家族などに元気な様子をお知らせすることができ、あんしんです。
という、いわば遠隔見守りサービスである。
見守られる側はこのサービスに対応した機種である必要があり、見守る側はドコモのケータイ(スマホでもOK)である必要がある。

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我が家ではツマとムスメがドコモ回線なので、ムスメのケータイを見守る側の端末として設定した。

契約に当たってはドコモショップの窓口の方もこの機能のことをよく分かっておらず、なぜかと言えば「契約したことがない」そうで。話にならないのでその場からドコモのサポセンに電話して詳しい話を聞こうとしたところ、「それはどういった機能ですか?」と、ドコモのサポセンも把握していなかった様子。

これは最低でも1日12回、ドコモのサーバーに端末の利用状況が自動送信される。ドコモのサイトにも「ご利用状況により、パケット通信料が高額になる場合がありますのでパケ・ホーダイ ダブルなどのパケット定額サービスをご利用ください。」という表記があるが、私が知りたかったのは「高額になる場合って、そんなあやふやな表現ではなく、パケホーダイ契約をしなかったらパケット料金がいくらかかってしまうのか」だ。

結果、ドコモショップの店員は「パケット料金はおそらく3,000円/月くらいはかかる」とのことで、一方ドコモのサポセンは「パケット料金は一般的な使い方で500円弱/月」と、見解が分かれた。おそらくサポセンの方が正しいことを言っているような気がするので、セーフガードとしてパケホーダイダブル契約を付けて、パケ代が上限に達するようなら実用に値しないと判断して解約しようと思う。だって見守りに何千円もかけるなら普通はセコム使っちゃうよ?


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どんなときに通知するかは、受信側の端末から設定できる。


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ただ、通知条件の多くがポジティブなものなのは参った。個人的には何らかの異常を検知したら知らせて欲しかったのだが、そのような設定はできないようだ。つまり「ケータイが使われている」という通知はできても、「使われていない」という通知は最低でも「24時間後」となる。これでは見守られ側に何かあった場合に駆けつけても間に合わないだろう。

期待したんだけど、意外と使えないのかも。契約者がほとんどいないのも、さもありなん。


地域におけるつながり・見守りのかたち―福祉社会の形成に向けて