ムスコが細かい模型に興味を持ち始めたので、手持ちの1/144 RG RX-78-2をあげました。ガンダム好きではないんですが、細かいものフェチといった感じですね。細かければおそらく城でも列車でもいいんですが、接着剤を畳にぶちまけられるのは困るし、私と同じで有機溶剤でぜんそくを発症しても可哀想なので、接着剤レスで組み立てられるガンプラというわけです。


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ちょっと友達とふざけてて左手をケガしちゃってる状態なんですが、お構いなしにすごい集中力で組んでいきます。本体は概ね2日で完成してしまいました。

自分もRGを開封したのは初めてなのですが、これは確かガンプラ30周年を記念して2010年に発売されたモデルで、2009年のお台場ガンダムを受けて開発された面もあるのだろうと思います。プロモーションもだいぶ行ったのか、このキットはしばらくぶりにガンプラに手を出した方や、初めてガンプラを作ってみた方が購入されたケースが多いように感じました。

このキットは骨格を形成するパーツがあって、そこに装甲を装着する形というのは知っていたのですが、1/144でありながら部分的には1/100 MGより凝った設計となっているためか、全体的にだいぶ無理があるような印象を受けました。


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たとえばこのパーツ、足の骨格です。バンダイが誇る多重インサート成形技術によって、これ全体で1パーツとなっています。この状態でランナーに付いています。組立説明書にはこの状態で不用意に関節を動かさないよう指示がありますが、それもそのはずです。


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というのも、動かしてみると、あっという間に応力のかかる部分が白化してしまいます。ここは装甲込みで応力を支える仕組みになっていて、装甲がない状態で動かすと折れそうになるという訳です。

しかも仮に動かさなくても、間違った部品を組み付けようとしただけでも壊れてしまいます。実際ムスコは片側の足の骨格パーツを誤って折ってしまい、右足の太ももの装甲込みで接着することになったため、右足太もも装甲のスライドギミックを諦めざるを得ませんでした。(ここ、部品請求すると高いんですよ。)

とにかくその小ささゆえとても作りにくいキットで、たぶん完成に辿り着かなかった方も多いのではないでしょうか。何とか完成したとしても、可動部が多い割には動かすとあちこちの部品がぽろぽろと外れ、とてもストレスフルです。精密さに拘り過ぎて、バランスを欠いてしまったのではないでしょうか。

これはガンプラを作り慣れている方でも手を焼くでしょう。久々、または初めてガンプラワールドに踏み込んだ方に対しては、キツすぎる洗礼のように感じました。