42c300-4

実家で使っていた2005年製パナソニックの32インチブラウン管のデジタルテレビを、パナソニックの液晶テレビ TH-42C300 に買い換えました。価格は実質71,000円ほどでした。同社のラインナップでは最も廉価版のシリーズで、チューナーは1つ、HDMI入力は2つしかありません。それでもUSB録画には対応しますし(裏録はできません)、D4端子が1つ残っているのは立派です。LANを繋げばDLNAクライアントにもなります。(実家では使いませんが。)


42c300-3

画質の調整項目は最低限で、紙の取扱説明書にも詳しい画質の調整項目の説明はありません。初回起動時のセットアップで店頭用か自宅用かを訊かれますが、そこで店頭を選ぶと画質モードがスーパーになり、自宅を選ぶとスタンダードになるようです。詳しい説明はテレビ画面上のヘルプ画面に任されており、紙の説明書にはごく基本的なことと、画面に映像を出すまでのこと、ネット関係のことを中心に書かれている印象です。

画質モード「オート」にすると、本体に内蔵された環境光センサーで輝度や色合いを自動調整します。「スタンダード」だと自動調整されるのは画面の明るさのみのように見えました。(勘違いでしたらスミマセン)

画質に関するマニュアル調整項目が少ないので、画質をとことん追い込みたい方が選ぶ機種ではありません。ただ、「オート」または「スタンダード」で、9割以上のお客さんは満足するだろうと思います。

音質はもうラジカセ以下といった印象で、これはないだろうと言いたくなるレベル。何もウーファーを内蔵しろとは言いませんが、割り切り方が半端ないです。ヤマハの外部スピーカーを後付する予定です。

D端子は入力3に割り当てられているので、通常、HDMIを使わない場合はD端子への切り替えまでに何回かキーを押す必要がありますが、不要な入力はスキップ設定ができるので、HDMIを2つともスキップ設定してやればD端子の映像が1キー操作だけで出せます。もっとも、通常はHDMI CEC(ビエラリンク)を使うのでしょうが。

動作はキビキビとしており、キータッチの軽めのリモコンの操作感と相まって軽快です。一人暮らしの母用としては(外付けスピーカーを繋げば)充分な品質と性能であると感じました。


42c300-1

ヨドバシで購入したのですが、一体こんな田舎まで誰が配達してくるんだろう…と思ったら、ヤマトホームコンビニエンスさんでした。ちなみに横浜の家でヨドバシさんにTVラックの組み立てサービスを依頼したときにも同社でした。


42c300-2

なお、以前のテレビでもテレビの上にレコーダーを置いていたので、今回もレコーダーを置くべく、テレビ上置き用のスタンドも購入しました。クマは付属しません。


42c300-5

安価な中国製だけあって未塗装部分がありましたが、テレビを置くと見えないので気にしないことにします。


42c300-6

しかし、上に置いたものの加重がやわそうな溶接数箇所に集中する構造は少し心配が残りました。

このスタンド自体は市販の耐震ジェルでテレビに固定することにします。

レコーダーは本当はテレビの下の台に置くべきなのでしょうが、父が35年前に作ったテレビ台には配線穴もフロントシースルーも廃熱孔もなく、レコーダーを置くには甚だ不向きです。元々35年前のナショナルの音声多重テレビ(クイントリックス)に合わせて製作されたテレビ台なので、色々今の世に合わないのは仕方ありません。


葬儀で大きなお金が動いたドサクサで買ってしまったようなテレビですが、母の気晴らしになってくれればいいなぁと思います。

Panasonic 42V型 ハイビジョン 液晶テレビ VIERA TH-42C300



スライド式 薄型テレビ用ラック ブラウン 607212(今回購入したものとは異なります)