引越し直前に届いていたものの、引越しに加えて仕事が忙しかったというのもありますが、1ヶ月以「新品未開封」状態で寝かせてしまったEF 16-35mm f/4L IS USMをようやく試写しました。1ヶ月も経てばレンズ補正データがCanonから配布されてるだろう…と思いきや、まだ配布されていない様子。という訳で、レンズ補正なし、JPEG撮って出しのサンプルです。ボディはEOD 5D Mark III。

最近のCanonレンズらしく、パリッとした描写で既に各所で絶賛されているレンズなので、心配といえば製造個体差くらいのものですが、私が入手した固体は特に問題は見当たりませんでした。四隅にケラレが見られたEF 24-105mm f/4L IS USM(もう手放しましたが)とはえらい違いです。


以下、絞り値別の描写です。手持ち撮影だったため、微妙に画角が合っていない点はスミマセン。


f/4.0


f/6.3


f/8.0


f/11.0





テレ端の35mmです。






周辺減光が上下左右で偏りがあるか確認するために、逆さまでも撮ってみました。優秀ですね。




筑波大病院からの帰りに横浜MM21地区を覗いたところ、飛鳥IIが停泊していたのでこちらも軽くテストショット。


f/4.0

解放から凄まじい解像力です。目に痛いくらい。

f/6.3


f/8.0


f/11.0


f/16.0

こういう構造物を撮らせると最近のCanonレンズは本当にはまりますね。



35mm(テレ端)にて。少し糸巻き型でしょうか。



こちらワイド端16mm。逆に少し樽型。

手に持った感じはEF 16-35mm F/2.8とさほど変わりないため、f/4にしては大柄だなぁ…という印象ですが、まぁ変に小型軽量にされて描写を犠牲にされるよりはいいです。ISも付いていますし、EF 17-40mm f/4Lを買わずに待っていた甲斐がありました。



狭いエレベータでも16mmですからね。

あとはレンズ補正データが早く出ないかなぁ。(焼き肉と言ったら白い飯5D3と言ったらレンズ補正データだろうが…)