先週末、仕事で福島に行ってきました。



雪の福島に来るのは10年以上ぶりくらいかも知れません。震災後では初めてですね。さすがここまで来ると雪が降るのか…と思いましたが、この日は東京でも少し雪がちらついたようで、福島だからということでもなかったようです(笑。




実は最近駅弁の美味さに目覚めてしまいまして。いや、コンビニ弁当に飽きただけかも知れませんが(笑
行きの新幹線では「魚づくし弁当」。
カレイ西京焼き、サワラ照り焼き、焼き鮭、いろんな種類の魚が入っていますが、右端のマグロ味噌焼きだけ、やけに硬かったです。何なんだろう。そして魚づくしといっても若干の色気もあり、「コレなんだろう」と思いながら最後にとっておいたおかすは「鶏天」でした(ぉ
魚づくしじゃないじゃないか!(笑 いや、魚づくしの中ですごく「爽やかな存在」ですけど。




帰りの新幹線では「牛肉どまん中」。「どまん中」はお米の銘柄らしいですね。
しかしさすがに東京に19:20に到着する新幹線ではほとんど誰も駅弁食べないんですね。地方に単身赴任していたお父さんたちの帰京が中心なんでしょうか。けっこう満席で、駅弁匂いテロをしてしまい申し訳ありませんでした。でも「牛肉ど真ん中」超うまい!牛丼にこの価格かよと思いましたが、納得です。




さて、訪問した福島市では、雪で色々覆われてしまったというのもありますが、一見被災地という感じはしません。ただ、ラジオをつければ「被爆検査の案内」が流れるし、食事どきの会話でも「まだ浪江の家に帰れね人がいんのよ」的な話が普通に出てくるなど、まだまだ禍根は大きいという印象がありました。一方で、原発のことも余震も気になるけど、そればかり気にしていても暮らしていけない…という雰囲気も感じました。




初対面の人に対しては口には出さないのでしょうが、家族や大事な人を失ってしまった人も多いでしょう。そんな悲しみは他人に癒せるものでもありません。つかず、離れず、分け隔てず、でもそれなりに配慮して接していくのがいいのかな…と思っています。