昨日の朝から今朝にかけて、ふたご座流星群が極大を迎えた。極大の正確な時刻は12/14の15時頃なので見えないし、両日とも未明まで月が出ているので観測には不向き。12/15、月が沈む明け方を待って、家族で観察に出かけた。横浜西部の畑を横切る広い道に陣取り寒空を見上げる。確かに数十秒に1つくらいのペースで流星が流れていた。



5:30頃撮影。西の空。下の方が明るいのは夜明けではなく藤沢市方面の明かり。

インターバルタイマーで15秒露出を繰り返して100枚ほど撮影したが、肉眼では何十個も見えているのにカメラの画角に入ったのはこの1枚だけ。え?どこに写ってるかって?下の方にちょこっと(笑

中央にある明るいのが木星、そこの周囲にふたご座があるのだが、そのあたりを放射の中心点として全天に流れるのがふたご座流星群の特徴。なのでカメラは空のどこに向けていてもいいのだが、地上を少し写し込みたかったのと、解りやすさでふたご座に向けてみた。

今回の観察は元々ムスメが見に行きたいと言い出したものだが、写真の方は100枚撮影して流星が写っていたのが1枚…「寒い、寒い」を繰り返していた家族には、この手の撮影の過酷さや歩留まりが解って頂けたのではないかと思う(笑

いやぁそれにしても本当に寒かった。




カメラ単体で繰り返しインターバル撮影できないEOS 5D Mark IIIでは、タイマーリモコンが必須。インターバル撮影が本体だけでできるカメラはちらほらあるので、ストロボの電波トランスミッター機能とともに、EOS 5D4あたりでは内蔵されそうな気もするな…。