折角治してもらったカセットデッキを活用して、テープのデジタル化を試してみる。
ノートパソコンなどが近くに置ければ、何らかの方法で直接パソコンで録音すれば世話がないのだが、我が家の場合狭くてゴチャゴチャしてるので、カセットデッキのそばにパソコンを置くときっと誰かが間違って蹴っ飛ばして阿鼻叫喚となるのは明らか。

なので、何か簡便な録音方法はないかと検討したが、最近だと「ICレコーダー」がよさげみたい。

でもさらに身の回りの機材を眺めた結果、「ウオークマン」がリニアPCMで録音する機能を持っていることが判明。おお、これなら専用ケーブルを買う必要はあるけれど、安価に録音できるかと、早速ケーブルを買ってきてみた。



サードパーティ製のもあったけど、高いものでもないので純正を。なお入力レベルは2段切替のスイッチが付いている。




ヘッドホン端子から録音してみた。3.5Φ→6.5Φの変換コネクタは別途必要。入力シンクロ録音もできたりして便利な反面、録音レベルメータがないので、レベル設定には難儀した。ウオークマンにヘッドホンを繋げば音声モニターができるので、CDからリッピングしたウオークマン内の音源と聴感上レベルを合わせてみたのだが、さすがいい加減な聴感。1回目の録音では見事にレベルオーバーした。

レベルオーバーしたかどうかはパソコンで波形を見ないと解らない(私はMac用のAudacityを使った)ので、結局、3回リテイクすることになった。

しかも録音はソニー独自形式で行われるので、Windows上のX-アプリを使わないとwavファイルに変換できなかった。これは結構面倒。

普通のICレコーダーだったら安価なモデルでも(機種を選べば)レベルメータは付いてるし、Macが直接認識できる形式で録音可能なので、便利だったかも。

なおウオークマンで録音した音のクオリティだが、アナログテープからデジタル化する分には必要充分だった。