プリンタ選びのエントリで薄々感づかれた方もいらっしゃると思いますが、先週壊れたCanon PIXUS MP770に代わって、Canon PIXUS MG5430 を買いました。子供の勉強用にほとんど毎日使っているので、何日も悩んでいる余裕はありませんでした。

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ええ、TVCMがバンバン流れている売れ筋のMG6330ではなく、その下のMG5430です。本体価格は千円程度しか安くありませんが、インクが1色少ないのでランニングコストが安いのが特徴。

MG6330にあってMG5430にないのは「写真用のグレー」インク。定価は1,250円で、フォトインクだけ比較すると他の色を含めた定価ベースでMG6330がB/Y/M/C/Gyの1セットで6,250円、MG5430がB/Y/M/Cの1セットで5,000円となり、12.5%ほどMG6330が高い計算。

しかし用紙まで含めた写真印刷のランニングコストは、L版印刷のメーカー公表値でMG6330が16.2円、MG5430が15.4円と、5.2%しか違わない。これはグレーインクの存在により、1回のインク交換で印刷できる枚数が増えるため。

とはいえ、これはあくまで「1度だけ電源を入れ、インクがなくなるまで印刷を続けた場合」の話。写真印刷をあまりせず、起動時の「クリーニング動作」でインクが消耗される割合が高まるほど、MG6330とMG5430のランニングコストの差は「5.2%」から「12.5%」に近づくことになる。

我が家の場合、撮影枚数の多くは白黒印刷または白黒コピーなので、カラーインクはほとんどクリーニング動作で消耗されてしまう。しかしたまに行う写真印刷の画質も最高ではないにしてもそこそこの画質は欲しいので、コストと画質のバランス点でMG5430がいい感じ。


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MG6330のようなタッチパネル式の「新インテリジェントタッチ」ではないけれど、MG5330のように物理的に配置されたボタンだって悪くない。派手さはないが充分用は足りるし、解りにくいと言うこともない。


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インクタンク各色に配置されたLEDは消耗品にしてはすごい罪悪感だけど、解りやすさと安心感は素晴らしい。学校や電気店で使用済みカートリッジを回収してるけど、ちゃんとリサイクルされるのかなぁ。もっとも、マクドナルドのハッピーセットのオモチャあたりでも、相当数のLEDは使い捨てにされてるけど…。


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各パソコンとの接続はプリンタ内蔵のWi-Fiで行った。今まではThinkPadやMacBook Airから印刷する場合は、プリンタがUSB接続されたiMacの「プリンタ共有」機能を使っていたが、これだと印刷するたびにiMacを起こさなければならないという面倒さがあった。MG5430であればWi-FiでAirMac(Time Capsule)経由で繋がるので、iMacを意識しなくてもいい上、なんとiPhoneやiPadからも印刷やスキャンができてしまう。Wi-Fiスタンバイ状態にしておけば、プリンタの電源がオフでも印刷を実行することでプリンタが自動的にスリープから目覚める。


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MP770と比較すると、プリンタ部分のウオーミングアップ動作は長めで、しかも使用中も頻繁に行われる。メカの動作音はやや甲高くなった印象。スキャナはLED式で立ち上がりが速い。写真印刷の速度向上は実感しないが、モノクロ印刷は大変高速になった。背面手差し給紙はできなくなったが、トレイが2段になったのであればこちらの方がいい。CD-R印刷トレイが用紙トレイ裏に収納できるのもいい。印刷後の用紙受けトレイはMP770同様自動で開くが、ダンパーでスーッと開く訳ではないので忙しい感じ。


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印刷画質だが、普通紙への印刷はモノクロ/カラーとも、MP770比でほんの少し薄くなった感じ。代わりに紙がインクを吸ってヘナヘナと波打つことも少なくなった気がする。光沢紙への写真画質はMP770と比較して何ら変わらないレベル。

iPadからの印刷はなにげにツマにとってキラー機能だったようで、印刷アプリをインストールしておいたら何のレクチャーもなしにサクサクとPDFファイルを印刷していたのには驚いた。それと、複数枚コピーの最中でも、印刷完了を待たずに次から次へとコピーが実行できるのにもツマ共々驚いた。そんなふんだんにメモリー積んでるのか…!

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にしても、これだけ簡単で多機能なプリンタが1.2万円。インク交換3セット分より安いだなんて。