実は今回の被災地の旅では、写真にすべてGPSデータを付けてみました。Flickrには位置情報込みで上げていますので、どこで撮影した写真か分かると思います。Flickrの地図は結構いい加減ですね。衛星写真表示モードにした方が正確です。

今回の撮影にEOS 5D Mark III(EF 24-70mm f/4L)とEOS 5D Mark II(EF 70-200mm f/4L)を使用しました。EOS 5D Mark IIIはキヤノン純正のGPSレシーバー(GP-E2)が使えるのですが、ここでは安価に利用できそうなiPhoneのGPSを活用することにしました。


GeotagPhotosPro

具体的には「Geotag Photos Pro」というアプリを使い、iPhoneでGPSデータを収集し、あとで何らかの方法で撮影した写真にGPSデータを埋め込もうというものです。Eye-Fiカードのジオタグ機能という手もありますが、被災地ゆえWi-Fi電波を頼りにする方式のジオタグ機能は実用にならないだろうと考えました。

Geotag Photos Pro App

カテゴリ: 写真/ビデオ

価格: ¥350


「Geotag Photos Pro」はバックグラウンドで動作しますので、位置情報収集中であってもiPhoneのほかのアプリは使えます。バッテリー消費はそれなりに増えますが、目視確認では通常の消費+3%/Hr程度のように感じました。ただ、途中でバッテリー切れになると困るので、外部電源を用意しました。現地ではレンタカーでの移動でしたので、ケーブルを持参し、クルマのシガーソケットからiPhoneに電源を供給しました。

重要なのは、撮影する前にiPhoneの時計とカメラの時計をキッチリ合わせておくこと。「Geotag Photos Pro」には時計合わせのための表示がありますので、そこを見ながらEOSの時刻設定を修正します。

さて、撮影が完了したら、何らかの方法で「Geotag Photos Pro」のデータをジオタグとして写真に埋め込みます。GPSデータは「Geotag Photos Pro」からメールやサーバー経由でGPX形式で取り出せます。さらに「Geotag Photos Pro」にはJavaベースで動く、ジオタグ埋め込みソフトが提供されており、至れり尽くせりです。

しかしそのソフト、私のMac(Safari, Firefox)ではなぜかうまく動きませんでした。仕方なく他のアプリを探したところ、NikonのView NX 2がジオタグ埋め込み機能をもっていることが判明。これ、ニコンユーザーじゃなくても使っていいんだよね?(笑)ってことで、ありがたく利用させて貰うことに。


ViewNX2

動作も軽く、一瞬でGPXデータから写真へジオタグ埋め込みが行われました。難点は、ファイルのタイムスタンプが埋め込んだ時間に書き換わってしまうこと。そこで「Exif Date Change」というアプリを使って、ファイルのタイムスタンプをExifの時間情報に書き換えました。

あとはFlickrにアップロードして完成です。


Canon GPSレシーバーGP-E2(Amazon)