10年前のThinkPad X31をWindows 7 化の続きです。いくつかノウハウがありましたので記しておきます。なお、私が使ったのはWindows XP SP1のインストールディスクです。

  • intelのWebサイトからintel 2200BGワイヤレスモジュール用のドライバを先に落とし、USBメモリなどに保管しておくこと。忘れてWindows 7のインストールを始めてしまった場合は、有線LANで繋ぐか、他のマシンからダウンロードする。

  • Windows 7 インストール完了直後はデバイスマネージャに(!)マークがいくつか付くが、とりあえずWindows Updateをかけると100以上のアップデートが引っかかるので、これを当てると(!)マークが減る。ネットワークが繋がっているのであれば、ドライバのインストールはWindows Update後の方が手間が減る。

  • lenovo が ThinkVantage の一環としてダウンロードマネージャを提供しているので、それを使うとドライバ集めが楽。

  • [重要]音量調節、輝度調節などのホットキーは効くが、オンスクリーン表示はどうやっても出ないようだ。

  • 音量調節はWindowsが持つ音量調節と、ホットキーが持っている音量調節は別にあるようだ。ホットキーが持っている音量調節は画面上に表示させることができないので、音が出ない場合はとりあえずホットキーの音量▲ボタンを連打してみる。

  • グラフィクスドライバ(ATI mobility RADEON)はWindows XP用のドライバを入れる。入れないよりはパフォーマンスが多少上がる。体感できるくらいは上がる。

それにしても印象的だったのは、ワイヤレスネットワーク周りの設定の簡単さ。Windows XP は intel 2200BGワイヤレスモジュールを(物理的に)外さないとインストールプロセスの途中で止まってしまっていたので、それと比べると雲泥の差です。設定自体もスマホをワイヤレスLAN接続するくらいの簡単さ。その代わり、 ThinkVantage の一環で提供されていたワイヤレス設定切替(Fn + F5)の、ThinkPadっぽい画面はなくなってしまいましたが…。

--
Microsoft Windows7 Home Premium 64bit 日本語 DSP版 + メモリ [DVD-ROM](Amazon)