CMOSセンサへのゴミ付着、残念ですよね。ゴミ付着防止機能が付いているカメラでも完全には避けられず、出先でレンズ交換をしているわけでもないのに、絞って撮影した青空にゴミが写っていたりして…。乾いた感じのゴミはカメラに内蔵された超音波振動機構で落ちるんですが、油性のものとなると落ちない場合があります。

でも私はここ1年、あることを実践したところ、ゴミ付着に悩まされなくなりました。

それは…

muki20130324

輸送時に、CMOSの撮像面を上に向けないこと。
横向きでも下向きでもいいですが、電車の中でも、クルマの中でも、肩から提げて歩くときも、とにかく撮像面を上に(=レンズを上向きに)したまま運ばないことです。

もちろん、撮影時に上向きにするな、という訳ではありません。それでは本末転倒ですからね。

お勧めです。お試しを。


【追記】
理屈を訊ねられたので、あくまで私の想像レベルですが、追記します。

CMOSが格納されている空間はある程度密閉空間ですから、ゴミが入るとCMOS撮像素子以外にも「上下左右の壁」にゴミが付着する可能性があります。また、機種によってはカメラを構えた際に下側になる壁に粘着剤が塗布してあり、ゴミを吸着する機能があるとも聞いたことがあります。通常撮影している状態、また、屋外でレンズ交換している状態で、CMOSにその場ですぐゴミが付く可能性は低いと考えます。確かにCMOSは静電気が帯電しやすく、ゴミを寄せ付けやすい状態にはありますが、その手のゴミは軽いので、音波振動によるゴミ落とし機能で落ちてくれるものと思います。

一方、レンズ交換を全くしない場合でも、新品のカメラからはそれなりにシャッター駆動、ミラー駆動によるゴミが多かれ少なかれ内部で発生するようです。これについても考え方は外から侵入したゴミと一緒で、レンズを水平方向に向けて撮影している限り、CMOSに付着するゴミの多くは音波振動で落ちる軽いゴミのはずです。

しかしCMOSを上に向けて輸送すると、CMOS以外のほかの壁面に付着していたゴミが輸送時の振動でふるい落とされ、CMOS面に堆積することになります。また、振動をかけて落ちてくるゴミなので、油分が付着した「粘性のある重いゴミ」などもCMOSに落ちてくる可能性もあります。

ところで航空輸送時はどうするべきか、という問いもありました。機内持ち込みはともかく、預け荷物に入れざるを得ない場合、私にも妙案はありません。

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