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今日は日本時間の朝8時からプレステ4の発表会がニューヨークからUstreamされるということでリアルタイムで眺めていたかったのですが、その時間は全力通勤中のため動画はウオッチできず、twitterのTLをチラ見でチェックしていました。その後ニュースサイト等で伝わってくる情報でようやく全貌を把握したのですが、今のPS3の問題点をきちんと認識していたところに大変好感を持ちました。

私が認識していたPS3の問題点は、大きくは以下の2つです。

(1)カジュアルゲーマーの細切れ時間活用に弱い
たまに気が向いて、いざプレイしようとしてもOSのアップデートやらゲームソフト自身のアップデートやらが連続して、10分くらい待たされることはザラ。アップデート自体が遅いのも問題。この間なんか、何のアップデートだっけ、12MBくらいのパッチを当てるのに5分くらいかかって、準備完了した頃には、すっかりプレイする気が失せていました。

(2)ゲームソフトが開発しにくい
自分自身はPS3での開発経験というのはないのですが、そのアーキテクチャの難解さはよく話には聞きます。今はいろんなコンソールがある中で、開発者としてPS3だけ弄っていればいいということもおそらくなくて、そのくせPS3ならではの書き方を修得しなければ性能が出せない…。これでは他のプラットフォームに開発者が流れてしまったり、PS3ならではの性能を出し切れていない(別にPS3でプレイしなくてもいい)アプリが氾濫するのも仕方ありません。


PS4では上記2点について回答が出ました。まず(1)はサスペンドモードを用意し、サスペンド中でもダウンロード・アップデートが可能になっていること。そして(2)についてはPCベースの汎用性の高いアーキテクチャとすることで、他プラットフォームとの並行開発や移植が容易になる見込み。

(1)のサスペンド時の消費電力にやや不安は残りますが、ハードウエアスペックを誇るのではなくゲーム体験そのものにフォーカスしていたり、後方互換性をハードで無理に取らずにGaikaiを活用したエレガントな解法を提供予定など、ゲームプラットフォームが多様化する中で、専用機のPS4に求められていることをなかなか冷静に認識をしてると言えるのではないでしょうか。

ハードの詳細こそ発表されませんでしたが、モックアップすら作ってこなかったところなど、もはや「PS4は宇宙の概念」というメッセージと受け取りました。いや、冗談ではなく。日本が世界のイニシアチブを取り得る分野として、SCEには息を吹き返して欲しいと願っています。