ヨーカドーの一部店舗で販売しているWMF ProfiSelect フライパン 26cmを買ってみた。といったも無条件で買えるものではなく、買い上げ1,000円ごとに1枚貰えるシールを30枚集めると、このフライパンを2,500円で買う権利が貰える。来春までのキャンペーンらしい。

我が家は食料のほとんどをヨーカドーに依存しており、毎月4万円は買うので、シール30枚は1ヶ月足らずで集まる。ちょうど毎年正月前後に買っている「ティファール」のフライパンがそろそろ買い換えの時期なので、今回はこれを選んでみた次第。フライパン以外にも深鍋とかいろいろある

WMF ProfiSelect Frying Pan 26cm

30,000円の売り上げからこのキャンペーンに捻出できるコストはおそらく1%くらいではないかと推察するので、30,000円×1%+2,500=2,800円くらいがこのフライパンの真の価値ではないかと思っている。しかしWMFといえばとても2,800円とかで買える代物ではなく、普通は1万円以上する。ではこのWMFは何か?

どうもこのWMFは「ProfiSelect」シリーズという廉価版で、公式Webページでも他の商品と比べてぞんざいな感じで扱われているクラスタ。ProfiSelectのWebページ自体、Google先生のキャッシュによると

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今年の9月21日に造成されたばかりで、いかにも今回のヨーカドーのキャンペーンを受けて作ったようなタイミングだ。


WMF ProfiSelect Frying Pan 26cm

パッケージ裏の日本向け品質表示ステッカーも香ばしい。ここを剥がすと…


WMF ProfiSelect Frying Pan 26cm

下から出てくるのは「電磁調理器対応」「すべての熱源に対応」という表示。これが隠してあると言うことは、電磁調理器にもすべての熱源にも非対応と言うことになるが、


WMF ProfiSelect Frying Pan 26cm

鍋底自体にはすべての熱源に対応している旨のアイコンが並んでいる。
対応しているのか、していないのか、どっちなのか。
このあたりのいい加減さは、10,000円クラスの鍋のメーカーのものではないだろう。
そもそも普通のWMFはフランス製だが、このProfiSelectは中国製だ。


WMF ProfiSelect Frying Pan 26cm

ではモノとしてダメかというとそんなことはなく、2,800円と考えればしっかりした作り。鍋底は厚いので、重量はあるが焼きムラは少なそうだ。


WMF ProfiSelect Frying Pan 26cm

5年保証が付いているが、フッ素コーティングは無保証。
ということは、この鍋の真価はフッ素コーティングが剥がれてからにあると考えることもできる。
でも使い終わったら油引いて…とかの手間が面倒だからフッ素コートフライパン使ってるんだよなぁ(笑

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