近所のヤマダに見に行ったのですが、老若男女を問わず人気でした。実機の手前になんか謎の液が滴れていたのと、実機がほんのり涎臭がしたのが気になりましたが…。

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すでにご覧になった方の感想通り、ディスプレイに関してはRetina以下、非Retina以上で、特段の驚きはありません。まぁそのお陰でiPadとしては安価な2.88万円(16GB)になっている訳ですし、私が見に行ったあまり専門的な雰囲気のないヤマダでは16GBから売れて行ったらしいので、やはり一般的には何よりも価格が重要視されているのだと思います。

現物を見たら欲しくなるかと思いましたが、あまり物欲は刺激されませんでした。薄くて小さいiPadと言うよりは、iPadより狭くiPhoneよりハンドリングの悪いiOSデバイスと感じてしまったためかも知れません。

もっとも、こういった感想はあまり意味はなくて、紙の手帳にいろんなサイズがあるように、iOSデバイスにもいろんなサイズがあってもいいだろうとは思います。miniが待望のサイズという方もいるでしょう。それを否定するつもりはありません。目玉焼きに何をかけるか系の議論と同じです。

ただ、物欲は刺激されなかったんですが、このサイズの端末について真面目に考えさせらるきっかけにはなりました。先日勢いで Kindle Paperwhite をポチったばかりですが(納期は12月)、自分の用途には Kindle で合ってるのかなぁ?と。Kindle Paperwhite について調べてみると、どうも「文字中心の書籍なら快適」という「〜なら」というところが引っかかっちゃって。文字中心の書籍ならこれからも古本だろうし、電子書籍はフルサイズiPadの方が快適だろうなぁと。

そんな訳で、Kindle Paperwhite の方はキャンセルしてしまいました。
Kindleアプリ for iOSも出たし、もう少し自分の使い方を考えてみます。単に E Ink のデバイスを試してみたかっただけなのか、どうか。