一眼レフのCMOSセンサーの掃除って難しいのは承知の通り。キヤノンの場合、以前は無料だったCMOSセンサーのクリーニングサービスも、今や1,050円の有料メニューになっている。サービスセンターが近くになかったり、自分で好きなときに掃除したい人のためにSCK-E1というクリーニングキットも5,040円で売られてはいたのだけれど、中の人によるとトラブルも少なくなく、キットの価格を考えても、クリーニングはサービスセンターに依頼して欲しいようだ。

ちなみにカメラの取説によると、CMOSの掃除は基本的にゴミをブロワで吹き飛ばすくらいしかできないようだ。私もSCK-E1を使ってはいるものの、なかなか綺麗にならないこともあり難易度が高いなぁとは思う。ブロワで吹き飛ばすくらいを基本として、F16まで絞らないと見えないようなゴミはキニシナイのが、適度な付き合い方なのかも知れない。

ちなみにCMOSセンサーのゴミを市販のエアダスターで吹くのはあまり宜しくないようだ。空気の力が強すぎて、センサー表面の保護カバーの裏側にゴミが回り込んでしまい、取り返しが付かなくなることがあるらしい。

とまぁ、ここまでが前振りなのだが、今私が使っているブロワーは15年くらい使っているもの。実は吹いてもあまり綺麗にならないどころかかえって汚してるんじゃないの(笑 と思えるときもたまにあり、中にゴミが入っちゃってるのかなぁと。時期的にそろそろ買い換えてもいいかと、CMOSセンサー掃除用に新調してみた。細かいところをピンポイントで狙いやすい、ショートノズルのものだ。


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ブロワーって最近はシリコンが主流になっていたというのも今回知った事実。いまはCMOS掃除したばかりなのでまだ出番はないのだけど、使いやすいかな?シリコン製。


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とまぁここまで書いておいて、これが初期不良ではないか?という疑いを持つ。


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ヒントはこの写真。
相変わらず初期不良の引きが強いな…。

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今買うならこのロングノズルタイプの方がお勧め。