HD Writer CEは、比較的古いPanasonic製ビデオカメラユーザーでも合法的に使えるAVCHDビデオの簡易編集ソフトである(パナセンスで販売中)。最近のパナのビデオカメラであればもっと多機能なHD Writerが付属していたりするのであまり意味がないと思うが、過去のカメラに付属するHD Writerと比べると、シームレス再生ができる形でBDに書き出せる点がメリットである。なお、購入/インストール時にパナのカメラを所有している認証は必要ないので、他メーカーのユーザでも使用はできる。ただしサポートまでは面倒見て貰えないので、使えなくても自己責任である。

HD Writer CEでVMWare Fusion + Windows XP SP3環境下では以前はHD Writerからディスクが焼けなかったが、最近のVMWare Fusion(試したのはVer.3.1.0)であれば焼けるようだ。なおBDドライブはバッファローの古いUSBモデル、BR-416U2を使用した。

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HD Writer CEではBDメニューを作る際に複数のシーンの結合ができない。ビデオカメラで撮影した1シーンごとにサムネールが生成される。私の場合だと2年分のホームビデオ18GBで、約450シーンを1枚のディスクに焼いたが、するとBDメニュー画面は1画面あたり最大10個のサムネールなので、45ページもメニューが生成されることになる。

好きな位置で自由に再生開始できる点は魅力だが、視聴時に45ページものBDメニューをページ送りするのはさぞかし苦痛だろうと思った。しかしDIGAで再生してみると、DIGAのリモコンの頭出しキー(>>|)がBDメニューのページ送りに割当たっているようで、快適と言うほどではないが苦痛と言うほどでもなく45ページまでページ送りをすることができた。このあたりはさすがパナソニック製同士の製品仕様すり合わせと言うべきだろうか。

私の場合は1枚のディスクをフルに使わずに、BDの容量22〜23GBに対して、18GB程度でcloseとした。これは書き込むビデオが丁度2年分でキリがよかったことと、DVD時代に最外周のエラーレートがあまり好ましくない状態であることを経験しているためだ。ディスクは念のため同一の内容でBD-R/BD-REの2枚焼いたが、これは物理的特性を分散させることでデータの保管生存率を上げるためである。なおBD-RとREでは微妙に容量が違うので注意。BD-REの方が少し多めなのでギリギリまで使う場合は注意が必要だ。

なお、HD Writer CEで焼いたブルーレイディスクは、内部的には100シーンで1番組として扱われているようだ。これは焼いたBDをDIGAのHDDに取り込もうとすると解る。

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HD Writer CEではビデオカメラに付属のHD Writerからの映像のインポートができるが、その際になぜか認識されない映像がある。それを認識させるには以下の3つの方法がある。

1.最新版のHD Writer CEを使う。アップデータが公開されている。(購入時期によっては既に最新の場合もある。最新版ではM2TSのDemuxをするDLLが更新されており、認識されるファイルの幅が広がっている。)
2.HD Writer CEで認識されない映像を、ビデオカメラ付属のHD Writerで、タイトルの変更をしてみる。(タイトルはシーンごとのタイトルと日付ごとのタイトルがあるので両方試してみる。)案外これでHD Writer CE側から認識されるようになる場合がある。
3.HD Writer CEで認識されない映像を、ビデオカメラ付属のHD Writerのトップメニュー(「AVCHDで残す」や「メディアで書き出し」)からSDカードに書き出し、そのSDカードからHD Writer CEで取り込みを行う。

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しかしVMWare FusionはHD Writerからディスク書き出しができるようになったり、USB接続機器を認識するとMacOSとWindowsのどちらに接続するかを質問するようになったりと、ずいぶん使い勝手が良くなった。


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