サイカ先生に遅れること10分。会場に入るとそこには凄い前傾姿勢で「60iか60pか」と詰め寄る先生の姿が(笑
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本日の主役、7D。1Dのイメージに近い、かなり筋肉質なフォルム。丸っこいとも言う。5D2のカッチリとしたラインとは随分テイストが違う。

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防塵防滴を謳うマッチョボディ。そう、7Dは5D2にはない内蔵ストロボがあるのだ。ストロボを開けたところにはいかにも中に水が入りそうな箇所も見受けられるが、説明員によると防滴程度だったら自信がありそうだった。もっとも、身銭を切ったユーザーがどこまで自分の機体でそれを試すのか、という問題はある。

シャッターボタンのそばにある小さなボタンにも注目。M-fnボタンと呼ばれ、デフォルトではAF枠の選択に割り当てられている。ストロークは小さく、他のボタン類とは感触が違う。

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ついに悲願の視野率100%になったファインダーはキヤノンのAPS-C機としては過去最大サイズ、5D2に迫る勢い。ファインダーには透過型液晶が搭載され、AF枠やグリッドを表示することができる。

上の写真はiPhone3GSで撮影したが、AF方法選択時には上のカットのようにファインダー全体が真っ赤になるのにびっくり。

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電子水準器を内蔵、液晶中央に表示できる。左右はもちろん、前後の傾きも検出する。ライブビューでもファインダーでも使えるが、ファインダー内には表示されない。

そういえば今回は8コマ/秒の高速連写に対応し、シャッター音にも拘りを持ったという。連写させてみたが、確かに8コマ/秒は速い。が、拘ったというシャッター音は完全には制御できておらず、暴れ馬のような印象を受けた。具体的には、高音の残響音が気になった。

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なめ回すように本体を眺めていると謎の切りかきを発見。何に使うのだろう。ここの凹みを利用するオプションが予定されているのだろうか。

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EOSに特徴的な背面ダイヤルには、写真では解りにくいがキラッ☆と光る銀色のリングが追加され、見た目が向上した。こんなところで部品点数を増やしてしまうことに驚きを禁じ得ない。

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来場者にはカタログキットが配布された。

実は同じイベントでEF 100mmLマクロレンズのハンズオンも行われたのだが、その様子はまた後ほど…。

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