といっても異動とか転職ではない。Willvii(ウイルヴィー)の方に声をかけられ、「みんぽす」向けのレビューを書くことになった。条件は、

・報酬が一切ないこと
・レビューを書く製品に利害関係がないこと
・興味のない製品はレビューを書かないこと
・みんぽすから借りている製品であることをレビュー明記のこと
・貧相な内容の記事が続くとクビ

である。Willviiの塚崎氏(→個人ブログ)と栗田氏(→Willviiメンバー紹介)とは面談をした。製品が俺と利害関係がないかどうかはWillvii側が判断する。報酬を得ているわけではないので、事実誤認以外は社会人としての常識の範囲内で言いたい放題であるし、Willviiもそれを望んでいる。

で、肝心のレビュー対象製品だが…まだ依頼されたばかりなので製品の提案は受けていない。さて何が割り当てられるんだろうか、ドキドキ。

しかしなぜ無報酬の仕事を受けるのか。理由は自分の中では色々あるが、Willviiのコンサルを請け負う出井伸之氏(←「あの」出井氏ですよ?)の後光に惹かれたってのは否定できない。ミーハーだ俺。

それとWillviiに面談に行って、あまり行く機会がない「生まれたばかりのベンチャー企業のオフィス」が観られたのは収穫。すごく狭いし、いかにもお金なさそうなんだけど(失礼!)、俺の会社のような斜陽産業にはない、あふれんばかりの夢があるように感じた。

塚崎氏には「会社、辞めない方がいいですよ」と言われた。どのくらい本音かは測りかねるが、俺くらいの年代ではもう手遅れなのだろう。氏は起業準備に8年を費やしている。ベンチャーへの憧れを抱きつつ、定年までしがみつくのもアリなのかも知れない。